オッズは、オリンピック延期・中止に大きく傾く(3月20日更新)

ざっくり言うと

  • ウィリアムヒルのオッズは、「予定通り開催されない」が1.14倍
  • 「予定通り開催」が5.0倍
  • コロナ拡大にともない、オッズは「予定通り開催されない」に大きく傾く

2020年3月11日、世界保健機関(WHO)は、新型コロナウイルス感染が「パンデミック(世界的な大流行)とみなせる」ことを表明しました。

新型コロナウイルスの伝染状況をリアルタイムで表示するマップを米ジョンズ・ホプキンス大学が公開しています。このマップでは、世界各国における感染・死亡・回復の件数を確認することができます。

本マップによると、新型コロナウイルスは、3月20日時点で感染者243,181人、死者9,881人となり、加速度的な拡がりを見せています。


3月20日時点:新型コロナウイルスの伝染状況確認マップ(ジョンズ・ホプキンス大学)

 

◆オッズはオリンピック延期・中止が優勢

イギリスの大手ブックメーカー ウィリアムヒルは、「7月24日に東京オリンピックのオープニングセレモニーが開催されるか?」の賭けを開始し、「開催されない」オッズを1.14倍、「開催される」のオッズを5.0倍としています。(3月22日、この賭けは閉鎖されました。)

BET ONLINEオッズでは、「東京オリンピックはキャンセルされるか?」では、「はい」が1.25倍、「いいえ」が3.5倍です。(3月20日現在)

新型コロナウイルスが拡大するにつれて、オッズは、東京オリンピックが予定通り開催されない方に大きく傾いています。

 

◆最初にオリンピック不参加を決める国はどこか?

BET ONLINEオッズでは、イタリア3倍、スペイン4倍、中国6倍、フランス7倍、イラン7倍、イギリス10倍、アメリカ10倍、カナダ13倍、ドイツ13倍、韓国13倍、オランダ15倍、スイス15倍、ノルウェイ17倍となっています。(3月20日現在)

 

◆さいごに

3月19日の新型コロナウイルスに関する専門家会議では、現在の状況を「持ちこたえている」としつつ、一方で、十分な措置がとられなければ79.9%が感染するという驚愕の推計も公表されました。

日本政府は東京オリンピックの通常開催にやっきになっていますが、選手あってのオリンピックにつき、アスリートファーストでの意思決定を望みます。