またディーラー逮捕(マカオ)

ざっくり言うと

  • 今回はゲームの勝ち負けに関係なくチップを払い出すディーラーの不正
  • 被害総額は、約120万円
  • (カジノの)中の人による不正は意外に多いかも

4月16日にマカオ新聞が報じた記事によると、マカオ人のカジノディーラーとその仲間の2人を業務上横領罪で逮捕したとのこと。

「警察発表によれば、同月11日午後、カジノ運営会社のサーヴィランス部門から監視カメラ映像でディーラーが1人の客に対してゲームの勝ち負けに関係なくチップを払い出す不正行為が1日で6回確認されたとする通報が寄せられたとのこと。すぐに警察官が現場へ急行し、カジノ施設内で2人を逮捕。目下、詳しい調べを進めているとした。カジノ運営企業が警察に報告した被害額は8万4000香港ドル(日本円換算:約120万円)。」(マカオ新聞より)


◆意外と多い中の人の不正

Prism Solutions Inc.のレポート『カジノ事業における重大な課題と対策~イカサマ(チート)・不正、ギャンブル依存症、マネーロンダリング~』によると、2015年度のラスベガスの不正による被害総額は推計52億円、発覚した事件数は約600件、逮捕者約1,000人のうち4分の1が中の人(スーパーバイザー、ディーラー、キャッシャーなど)だったとのことです。

中の人には、常に悪魔の囁きが聞こえるのでしょうが、それに乗ってしまっては、職を失うだけでなく犯罪者も待ったなし。

サーヴィランス(監視)部門にマークされてしまっては、現在の監視カメラの性能を持ってすれば、ほぼ間違いなく捕まるでしょうし、最新のセキュリティ技術では、監視部門にマークされていなくても、AIが自動で不正を検知するものも登場しています。

と言うことで、悪魔の誘惑に負けることなく、粛々とお仕事に励みたいと思います。