コンプの不正流用でピットボス逮捕(マカオ)

ざっくり言うと

  • コンプの不正流用でピットボスとディーラーら4人が逮捕
  • 少なくとも67回にわたって改ざんを行い、25泊分のホテル宿泊との交換に成功
  • 被害額は、約3万8000マカオパタカ(約51万円)

コンプの不正流用でピットボスとディーラーら4人が逮捕されるという珍しいニュースをマカオ新聞が報じていました。

『今年9月にカジノ施設から従業員が詐欺行為を行なった疑いがあるとの通報を受けて捜査に着手したという。結果、主犯格のピットボスの女(43)がカジノテーブルにあるパソコンを使ってベット記録を改ざん。カジノディーラーの女(43)とその夫で内装工の男(46)、別ののカジノディーラーの女(43)の3人の会員カードにポイントを加算。3人はポイントを使って無料ホテル宿泊と交換し、1泊1部屋につき約1000マカオパタカ(日本円換算:約1万3420円)で転売して現金化し、利益を得ていたことが明らかになったとした。ホテル側の被害額については約3万8000マカオパタカ(約51万円)という。』(マカオ新聞より)


コンプ(comp)とはComplimentary(無料)の略で、カジノのゲームに費やした金額や時間に応じて、割引特典や無料特典が受けられる顧客サービスのことです。コンプの仕組みは、過去記事「どのぐらいのコンプが貰えるの?」を参照ください。

コンプは、フロアマンやインスペクターと呼ばれる担当者が顧客のプレイ状況をチェックし、プレイ時間、平均ベット額(賭け金)などを記録して算出されるのですが、今回の事件では、そのフロアマンやインスペクターを管理監督する立場にあるピットボスが主犯と言うことで、発覚の難易度はかなり高かったと思います。逆に言えば、よく51万円程度の流用で発覚したのか不思議なぐらいです。

おそらく、他にも余罪があったか、よっぽどテーブル収支が不自然だったか、何らかの理由でテーブルマネージャーに目をつけられていたんだと思います。


また、先週は、パストポスティング(後賭け)で中国人が逮捕されたニュースを同じくマカオ新聞が報じていました。

いずれにしても、カジノでの悪事は、鉄壁の監視体制によって成功することはほぼ不可能です。

やらないにこしたことはないですね。


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