コロナ禍、ディーラーの平均月収は3.5%増の約27万円(マカオ)

ざっくり言うと

  • ディーラーの平均月収は、前年同月比3.5%増の約27.3万円
  • ゲーム部門マネージャーの平均月収は、前年同期比10.2%減の約71.6万円
  • マカオの就業人口全体の平均月収は約21.2万円で、ゲーミング業従事者は好遇

2021年8月20日、マカオ政府統計調査局が発表した調査結果によると、マカオでのゲーム部門正社員の6月の平均月収(ボーナスを除く)は、前年同月比2.1%増の2万3,690マカオパタカ(約32.4万円)

ゲーム部門のディレクターとマネージャーの平均月収は、前年同期比10.2%減の52,130マカオパタカ(約71.6万円)。

テーブルゲーム・ディーラーの平均月収は、前年同月比3.5%増の19,950マカオパタカ(約27.3万円)。コロナ禍前の2019年12月の時点では、2万1,080マカオパタカ(約28.8万円)。テーブルゲーム・ディーラーの数は、前年同期比701人減の2万4,643人で、2.8%の減少。

2021年第2四半期のゲーミング部門の新規雇用者数466人、離職者数1,016人で、従業員雇用率(0.8%)を離職率(1.8%)が上回っており、依然、人材需要は厳しい状況が続いています。

ちなみに、マカオの就業人口全体の平均月収は1万5,500マカオパタカ(約21.2万円)でゲーミング業従事者が好遇されていることがわかります。一方でマカオの公務員の年収は一律約850万円(2016年時点)となっており、職業による収入格差はかなり大きいようです。

※マカオでカジノディーラーになれるのは、マカオ市民ID保有者のみ。

 


◆さいごに

マカオの2020年(1~12月)のカジノ売上は、新型コロナウイルスの影響を大きく受け、前年比79.3%減の604.41億マカオパタカ(約8,208億円)と過去に例のない落ち込みを記録しました。

そして、今年1〜7月のカジノ売上は、中国本土との往来制限が緩和されたことで、前年同時期から63.9%増の574.67億マカオパタカ(約7,840億円)とV字回復の様相を見せていましたが、8月、1年以上ぶりにコロナ感染者が確認されたことで、再度、カジノ売上は大きく落ち込んでいます。

こんな厳しい状況の中、従業員の生活を守っているカジノ事業者には感服です。