IR実施法案成立

ざっくり言うと

  • カジノを中核とする統合型リゾート(IR)実施法が20日成立
  • カジノの開業時期は早ければ20年代半ばになる見通し
  • 設置箇所は3カ所、最初の認定から7年後に箇所数を増やすか検討

参照記事

参照メディア 時事通信

CAZYはこう思う

CAZY
カジノ&リゾート研究所

石原都知事の「お台場カジノ構想」から17年、ついに日本にカジノが誕生することになりました。今回のIR実施法案の成立は、2020年の東京オリンピック以後、経済成長のカンフル剤がない中、とても大きな意義を持つものだと思います。

ただし、悔やまれるのは、意思決定に時間がかかりすぎたこと。

「お台場カジノ構想」を参考にしたとされるシンガポールIRは、言い出しっぺの日本で遅々として進まないのを尻目に、2010年に早々に開業し大成功を収めています。IR有識者の中では、日本が早々にカジノを実現していれば、シンガポールIRが成功することも、観光客を奪われることもなかったという意見が多く聞かれます。

シンガポール、マカオ、マニラと、近隣のIR先進国は、既に確固たる地位を築いており、日本のIRがこれらの劣化版になってしまっては、おそらく失った観光客を取り戻すことはできないでしょう。となれば、後出しじゃんけんの強みを最大限に活かして、日本ならではの最強のIR(統合型リゾート)の誕生に期待したいところです。

<参考資料>
国会提出法案 首相官邸HPより
平成30年4月27日 特定複合観光施設区域整備法案(IR実施法案)
(概要、要綱、法律案・理由、新旧対照表、参照条文)https://www.kantei.go.jp/jp/singi/ir_promotion/kokkaiteisyutsuhoan/index.html