もう既成事実として、高額賞金のゲーム大会は合法と考えてもよい?

ざっくり言うと

  • シャドウバースの世界大会で、「ふぇぐ」選手が優勝して賞金100万ドルを獲得
  • 高額賞金のゲーム大会は、景表法や刑法(賭博罪)に抵触するおそれ
  • 関係省庁には一日も早く、明確な指針を示していただきたい

2018年12月15・16日に幕張メッセで開催されたシャドウバースの世界大会「Shadowverse World Grand Prix 2018」で、東京都在住の「ふぇぐ」選手が優勝し、賞金100万ドル(約1億1千万円)を手にしたとのこと。

はじめに申し上げておきますが、CAZYは高額賞金のゲーム大会肯定派です。
(正確には、お上のお墨付きの元、やれたらいいなぁと思っています!)

一方で、高額賞金のゲーム大会は、景品表示法や刑法(賭博罪)に抵触する可能性が指摘されており、法的な疑義が残る中での開催は、とにかく気持ちが悪い。

おそらく、主催者、関係者、参加者ともに同じ気持ちなのでは。

この問題については、国際カジノ研究所の木曽所長が詳しく解説されていたので、ご興味のある方は、こちらを参照ください。

日本eスポーツ連合(JeSU)、高額賞金問題に関するまとめ

『企業からの高額賞金拠出が適法のものである場合、近い将来、あらゆるゲーム分野において実質賭博サービスが始まることとなるだろう。筆者の専門分野は「カジノ」であるが、例えばカジノ業界においても以下のようなスキームによって高額賞金制大会を実現しようとする者が容易に登場することとなる。』(木曽所長)

(出典:国際カジノ研究所 木曽崇所長)

CAZYも木曽所長のこちらの指摘は、至極妥当なものだと思っています。
このスキームが合法であれば、高額賞金のポーカー大会もブラックジャック大会もバカラ大会も開催可能、高額賞金であおりまくってアプリ内課金で儲けることも可能です。
すでに同様のアプリはたくさんリリースされていますし、現状で実質賭博サービスが行われているといっても過言ではありません。

また、eスポーツは、「オリンピックの正式種目に採用するかしないか」ではなく「どのタイトルを採用するか」レベルのの議論になっているようですし、関係省庁には一日も早く、高額賞金のゲーム大会についての明確な指針を示していただきたいものです。
もし合法のお墨付きがでるのであれば、事業化を検討しますので。


※サムネイル画像は、シャドウバース世界大会の特設サイトより。