違法カジノの一斉摘発、31人逮捕、3億3,800万円押収

ざっくり言うと

  • 警視庁は、歌舞伎町や渋谷の違法オンラインカジノ4店を一斉摘発
  • 今回の摘発では、約3億4,000万円を押収
  • 逮捕者の内訳は、経営者が6人、従業員が14人、お客が11人

2020年3月10日、警視庁が歌舞伎町や渋谷の違法オンラインカジノを一斉摘発したことを複数のメディアが報じていました。

今回、摘発されたのは、歌舞伎町や渋谷のインターネットカジノ賭博店(いわゆるインカジ)の4店舗。インカジは、店舗のパソコンから海外のカジノサイトに接続して賭けるスタイル。

歌舞伎町や渋谷など4つのインターネットカジノ店の経営者・酒井崇寛容疑者(46)と店員・横町光志容疑者(34)ら31人は10日、客に違法に賭博をさせた疑いなどが持たれています。警視庁などによりますと、酒井容疑者は繁華街ごとに統括責任者を任命するなどして、4つの店舗を組織的に運営していたとみられています。今回の摘発では関係先から約3億4,000万円が押収されたということです。」(テレビ朝日ニュースより)

逮捕者の内訳は、経営者が6人、従業員が14人、お客が11人。


違法カジノ店を一斉摘発 経営責任者ら31人逮捕(60秒)

毎日新聞の報道によると、摘発された4店は歌舞伎町、六本木、渋谷区道玄坂にあり、各店内には12~19台のパソコンが置かれていた。いずれも24時間営業の会員制で、入り口は施錠され防犯カメラの映像などで会員の顔を確認した上で入店させていた。各店の2019年12月の売上は、1,100~3,700万円だったとのことです。

 

◆経営者のひとりは、2015年にも刑事告発

2015年、歌舞伎町と池袋でインターネットカジノ店7店の売上を申告せず所得税計約1億円を脱税したとして、東京国税局が東京地検に告発した事件。

当時の記事を探してみると、酒井経営者は、ネットカフェを装ったインターネットカジノ店7店で得た利益を一切申告せず、2013年までの2年間に、酒井経営者が約1億3,000万円、もうひとりの経営者が約1億5,000万円の所得を隠した疑いで刑事告発されています。

 

◆さいごに

いつも思うのですが、逮捕されるリスクの高いインカジに行くぐらいなら、まだオンカジの方がましな気がします。ただし、現行法の解釈では、インカジであろうとオンカジであろうと、違法なことに変わりはありませんが。

また、従業員の横町容疑者は、店では店長や従業員が客を安心させるために、「警察とのつながりがあるから大丈夫」「もし逮捕されても聴取だけだから安心してください」と説明していたとのことですが、これを鵜呑みにする客もどうかと思います。