日本カジノ先送り報道に思うこと

ざっくり言うと

  • 政府がIR基本方針の公表を夏の参院選以降に先送りする方針を固めたらしい
  • カジノ否定派は31%と肯定派の26%を上回っており、女性の4割がカジノにNO
  • カジノと消費税アップのダブルパンチでは、確かに選挙戦は厳しそう

2019年5月22日、政府がIR基本方針の公表を夏の参院選以降に先送りする方針を固めたと複数のメディアが報じています。

誘致合戦もいよいよ決着かと思っていた矢先の延期の報道。それも、延期の理由が選挙への影響を考慮した結果とのことで、本質以外のところで横やりが入ったかたちです。この決定は、カジノファンとしてはとても残念に思います。

CAZYが独自に実施した「カジノ1万人調査」(2019年5月15~16日実施)では、日本にカジノができることへの否定派は31%と肯定派の26%を上回っており、とくに女性の4割がカジノにNOを突き付けている状況です。加えて10月の消費税アップのダブルパンチでは、確かに選挙戦が厳しいことは容易に想像ができますが。


Q:日本にカジノができることについて、あなたはどう思いますか?(単一選択)


<日本カジノ誕生についての意識>(全員、n=9,795)


一方で、2018年7月に公布されたIR実施法では、公布から1年半以内に管理委を設置し、2年以内に基本方針を公表すると定められているため、今回の延期は政府の対応としてなんら問題はなく、単に地方自治体やカジノ事業者の過度な期待が裏切られただけの話です。

ここからはCAZYの勝手な想像ですが、延期と言っても数ヵ月、長くても1年の話です。現時点で頭ひとつリードしている大阪に限定していえば、カジノオペレーターの選定、工事の着工が多少遅れたとしても、2025年の万博開催時はできている施設の範囲でプレオープンになるだけの話だと楽観視しています。現在のルールでは、IR設備がすべて完成しないとカジノのオープンはできないことになっていますが、ここに鶴の一声が入るのではと。

いずれにしても、グランドオープンできることに、こしたことはないのですが。