富山市の闇カジノ経営者2人が不起訴に

ざっくり言うと

  • 富山市の闇カジノが摘発された事件で、主犯格以外の共同経営者2人が不起訴に
  • 闇カジノの売上は、4ヵ月間で3,000万円にのぼる
  • 後に、みかじめ料を受け取ったとして逮捕された暴力団の摘発が本星?

<2020年6月16日追記>

富山テレビ放送の報道によると、インターネットカジノ店の店長 福田直人被告の判決がでました。

『インターネットカジノ店で店長を務め、常習的に賭博していたとして常習賭博の罪に問われた男に対し富山地方裁判所は16日、懲役1年6カ月、執行猶予3年の判決を言い渡しました。(中略)16日の判決で小林礼子裁判官は、福田被告が店の営業時間に賭博を行いおよそ1カ月で480万円余りの収益を上げていたことなどから「高い常習性が認められる職業的犯行で、賭博の規模としては相応に大きい」とする一方、賭博をしていたことを認め反省していることから求刑と同じ懲役1年6カ月、執行猶予3年の判決を言い渡しました。』(富山テレビ放送より)

 

2020年3月6日、FNNや北日本放送の報道によると、富山市のインターネットカジノ店 ブラックリバーが摘発された事件で、店の共同経営者として逮捕・送検された男性2人を富山地方検察庁は不起訴にしたと発表しました。


◆事件の概要

2020年1月23日、富山市のインターネットカジノ店 ブラックリバーが摘発され、店の経営者などあわせて4人が逮捕されました。ブラックリバーは、店内でポイント化した現金を賭けてインターネットでバカラ賭博を行わせていたいわゆるインカジです。

逮捕されたのは、店の経営者で店長の福田直人容疑者(30)、共同経営者の高松昭孔容疑者(34)、加えて客の20代男性2名の計4人。警察の調べに対し福田容疑者ら4人は容疑を認めたとのことです。

また、後に、福田容疑者、高松容疑者とともに、このカジノ店を経営していた黒川和義容疑者(52)も常習賭博の疑いで逮捕されています。

富山地検は、店の共同経営者として逮捕・送検された高松容疑者と黒川容疑者を6日付けで不起訴にしました。一方、既に起訴された店長の福田容疑者の初公判は今月10日に行われるとのことです。

 

◆売上は4ヵ月間で3,000万円にのぼる

県警は、1月23日、ブラックリバーを家宅捜索し、賭博に使われていたパソコンや営業に使われていた現金およそ120万円などを押収しています。

起訴状などによると、県警が押収したパソコンの履歴から、店の売り上がは去年9月から逮捕される4ヵ月間で3,000万円にのぼっていたことが発覚しています。

 

◆暴力団の資金源になっていた

県警は、その後の2月25日、ブラックリバーからみかじめ料を受け取っていたとして、指定暴力団山口組傘下の幹部、夏野清容疑者(53)を逮捕しています。県警によると、夏野容疑者は去年12月、常習賭博の罪で起訴されている福田容疑者から、賭博で得た収益と知りながら、店の売上げ10万円をみかじめ料として受け取った疑いがもたれています。夏野容疑者は、県警の調べに対し、「毎月5万円もらっていた」と供述したとのことです。

<3月11日追記>
夏野清容疑者も不起訴となりました。
富山地検は、不起訴の理由は明らかにされていません。

 

◆さいごに

客ならまだしも、共同経営者2人の不起訴処分は、さすがに甘すぎでは。後に逮捕された暴力団の摘発が本星の捜査だったのか内情は定かではありませんが、闇カジノを経営して摘発されても起訴すらされないとなると、後に続くものが出てもおかしくはないのかと。4ヵ月間で3,000万円も売上があるなら、なおさらですね。