初、2019年実績でパチスロの売上がパチンコを上回る

ざっくり言うと

  • 「DK-SIS白書2020年版」の速報によると、パチンコ売上は9.8兆円(前年対比94.2%)
  • パチスロ売上は、10.2兆円(前年対比99.0%)
  • 2004年の集計開始以来はじめて、パチスロの売上がパチンコを上回る

パチンコ業界メディアのグリーンべると遊技通信webなどの報道によると、ダイコク電機が出版する「DK-SIS白書2020年版」の速報において、集計開始以来、初めてパチスロの売上がパチンコの売上を上回ったとのことです。「DK-SIS白書」は、2004年に創刊され今回で17冊目となります。


◆売上・粗利は減少傾向を継続

業界総売上の推計値は、前年の20.7兆円から20兆円に下落。そのうち、パチンコが前年より6,000億円減となる9.8兆円(前年対比94.2%)パチスロが前年より1,000億円減となる10.2兆円(前年対比99.0%)。2019年は、パチスロ売上が微減に留まった一方で、パチンコ売上が大きく減少し、2004年の集計開始以来はじめて、パチスロの売上がパチンコの売上を上回ったとのことです。また、粗利も前年の3.38兆円から3.24兆円に下落しています。

 

◆2020年版では、コロナの影響を含まず

2020年7月9日、経済産業省が発表した「特定サービス産業動態統計調査」の5月分速報によると、調査対象となったパチンコホール1,213店舗の5月の売上合計は、2,289億1,200万円減となる665億8,400万円(前年同月比22.5%)まで落ち込んでいます。

ダイコク電機の発表でも、今年上半期(1~6月)の売上および粗利は、前年と比べて68%の水準まで落ち込んでおり、自粛要請が解かれた5月以降も、コロナ禍前の1月末と比較して、パチンコで77%、パチスロで87%までしか稼動は回復していないとのことです。

来年の2021年版では、コロナ禍の影響で売上、粗利ともに、大きく減少することが予想されています。

 

◆さいごに

これまた、パチンコ業界メディアのグリーンべるとによると、コロナ禍において、休業指示を無視して営業を続けた兵庫県のホールに対して、兵庫県遊協が除名処分を検討しているとのことです。

休業指示を無視したホールは、「各店舗が営業を継続したことは正当な行為であり、信用を失う行為には該当しない。脱退勧告は不当であり、自ら組合から脱退することはしない」と反論しているとのことですが、休業指示は法律に基づく行為であり、それを無視すればパチンコ業界が信用を失うのは当然のながれ。断腸の思いで休業したパチンコ業界やホールが馬鹿を見るようなことはあってはなりません。

身勝手なホールに嫌気が差して禁パチを誓って以来、パチンコホールをのぞくことはあっても、打つことはありません。禁パチ以前に、どこのホールも出ていないようですし。

6号機の起爆剤として期待されたバジリスク絆2、押忍!サラリーマン番長2ですら、お客がつかず、主要爆裂5号機の存命期間も残りあとわずか。

押忍!サラリーマン番長(2020年8月10日撤去予定)
黄門ちゃま 喝(2020年10月5日撤去予定)
ミリオンゴッド神々の凱旋(2020年11月16日撤去予定)

これから登場する6.1号機も、少しだけ爆裂性が向上するものの、有利区間の呪縛からは逃れられず、5号機以前からのパチスロファンが満足するような台はありません。

となると、パチンコとパチスロの売上逆転は一過性のもので、ガチのパチスロファンは、パチンコや他の公営ギャンブルに鞍替えするか、7号機の登場を待つしかないのではと思っています。