だまされてバカラの胴元になった客、イカサマでサンドバックに

ざっくり言うと

  • 八百長のバカラ賭博で6人を逮捕
  • 客をそそのかしてバカラの胴元に据え、イカサマでサンドバック状態に
  • だまされて胴元になった客は、わずか2時間で1,100万円の損失

2020年10月4日、複数のメディアの報道によると、八百長のバカラ賭博で会社役員の男性から現金220万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いで三重県鈴鹿市の熊谷日出男容疑者と、名古屋市中川区の近藤弘行容疑者が逮捕されたとのことです。

警察によると、熊谷容疑者らは2019年12月、名古屋市東区のマンションで客の男性を一時的な胴元にしてバカラ賭博を行い、イカサマで客を勝たせて店が負けた分を男性に支払うよう仕向け、現金220万円をだまし取った疑いがもたれています。

また、熊谷容疑者らはこれまでに男4人と共謀し、同様の手口で別の男性らからあわせて890万円をだまし取ったとして、すでに2回逮捕されています。ディーラー役の近藤容疑者のほかに、客役や従業員役をしていた30代から40代の男4人も逮捕されています。


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◆明かされたイカサマの手口

警察によると、熊谷容疑者らは知り合いの会社役員や自営業の男性を誘い、事前に無料で客としてバカラを体験させていました。その際、イカサマで店を勝たせて胴元が儲かるように見せかけていました。

そして熊谷容疑者らは、「胴元なら負けるわけがない」とそそのかし男性客を胴元にして、細工をした賭けに参加させ、そして男性客は、わずか2時間で1,100万円の損失になったとのことです。

 

◆さいごに

イカサマのない正規のバカラであれば、胴元には1~2%のハウスエッジ(胴元の取り分)があり、一定のゲーム数をこなせば理論上は負けることはありません。

今回の逮捕で興味深いのは、胴元有利の前提に付け込み、客をそそのかして胴元に据え、イカサマでサンドバック状態にした手口。

バカラの胴元は、ゲームの中では一切選択の余地はなく、イカサマを仕込まれれば青天井で負けることになります。イカサマ公認の闇カジノならではの手口ですが、想像するだけでゾッとします。

また、本件、2020年5月に関係者の情報提供で事件が発覚したとのことですが、闇カジノは大きく負けた客がタレこめば店も客も逮捕されるリスクを伴います。まったく割にあわないギャンブルにつき、絶対に行かないことをおススメします。


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