【続々報】競艇八百長、元レーサーに懲役3年の実刑判決

ざっくり言うと

  • 過去最悪レベルの競艇八百長事件に判決がくだる
  • 収賄側の元ボートレーサー西川昌希被告には、懲役3年、追徴金3,725万円
  • 贈賄側の増川遵被告には、懲役3年・執行猶予5年、罰金1,100万円

2020年10月21日、名古屋地裁は、競艇での八百長事件で、元ボートレーサーの西川昌希被告に対して、懲役3年の実刑判決を言い渡しました。

西川昌希被告は、去年1月から9月に計20のレースでわざと順位を下げるなどの八百長をして、見返りに親族の増川遵被告から計3,725万円を受け取ったモーターボート競走法違反の罪に問われていました。

名古屋地裁は、西川昌希被告に懲役3年の実刑判決と追徴金3,725万円(求刑懲役4年、追徴金3,725万円)を、親族の増川遵被告に懲役3年・執行猶予5年と罰金1,100万円(求刑懲役3年、罰金1,100万円)を言い渡しました。

名古屋地裁の西前征志裁判官は、「モーターボートレースの公正さや信頼を著しく落とした」として事件の重大さを指摘しています。

また、この判決を受けて、日本モーターボート競走会の潮田政明会長は、「公正な競技運営を担う立場として、この判決を大変重く受け止めており、今後二度とこのようなことが発生しないよう、コンプライアンス指導の徹底、管理・検査体制の強化、不正行為の監視体制の確立等に全力で取り組んでいる。このたびの事件を決して忘れることなく、お客さまに公正、安全なレースと魅力あるレースを提供してまいる所存です。」とコメントしています。

 

◆顛末

2019年7月2日、びわこボートレース場で開催された2レースで、事前に打ち合わせて、ボートレーサーの西川容疑者がわざと4着と2着になることで、親族の増川容疑者にそれぞれ50.1倍と57.3倍の3連単を的中させ、その見返りとして300万円が支払われ、結果、両容疑者が逮捕されたのは既報のとおり。詳細は過去記事を参照ください。

過去記事:競艇史上、最悪レベルの八百長疑惑(1月11日)
過去記事:【続報】競艇史上、最悪レベルの八百長(9月2日更新)

 

◆さいごに

八百長に巻き込まれて、貴重な資金を失った競艇ファンが不憫でなりません。
コロナ禍でも売上絶好調の競艇だけに、二度と八百長が起こることないよう、競艇業界には不正防止を徹底していただきたいものです。