コロナ禍で平均貯金額が72万円増加し389万円に

ざっくり言うと

  • 貯金額の平均値は389万円(昨年度は317万円)
  • 貯金額の中央値は200万円(昨年度は100万円)
  • 実質貯金ゼロ層が大幅に減少し「50~55万円」層が増加

2020年10月29日、リーディングテック社が発表した「貯金実態調査2020」によると、世帯の平均貯金額が72万円増加し389万円になったとのことです。

貯金額の分布_2019年度(青)と2020年度(赤)の比較
出典:貯金実態調査2020

2020年の世帯貯金額の平均値は389万円中央値は200万円。貯金額ごとにみると、最も多いのは「100万円未満」(33.8%)で、次いで「100~200万円未満」(15.1%)、「1000万円以上」(11.5%)となっています。昨年と比較すると、平均値で72万円、中央値で100万円それぞれ増加しています。

前年と比較すると、変動幅が最も大きかったのは貯金額「100万円未満」の割合で、9.7ポイント減少。一方、次に大きかった「1000万円以上」の割合は4.2ポイント増加しています。

 

◆実質貯金ゼロ層が大幅に減少

貯金額「100万円未満」のデータをみると、実施貯金ゼロに近い「5万円未満」「5~10万円」「10~15万円」が大幅に減少し、「50~55万円」が2.7ポイント増加しています。

貯金額の分布 100万円未満のみ、2019年度(青)と2020年度(赤)の比較
出典:貯金実態調査2020


全体的に貯金総額が増加した原因として、リーディングテック社は、新型コロナウイルスによる外出自粛によって娯楽支出が減ったこと、ひとり10万円の特別定額給付金で臨時収入があったことなどを挙げいます。

 

◆さいごに

CAZYの勝手な推測ですが、実質貯金ゼロ層が大幅に減少した理由として、ひとり10万円の特別定額給付金が大きな要因であることは承知の上で、パチンコ店の休業、宝くじ売り場の閉鎖、公営ギャンブル(競馬・競艇・競輪)レース場の閉鎖などでギャンブルができなかったこともあるのではと思っています。実際のところは謎ですが。

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パチンコホールの売上推移:<データ出典>特定サービス産業動態統計調査(経済産業省)