公営ギャンブルは害悪発言に見える無知

ざっくり言うと

  • 「公営ギャンブルは必要悪ではなく、害悪でさえある」の問題発言
  • 横浜市は、問題発言の部分を削除して公開し、4日後に全文に差し替え
  • ギャンブルは、害悪ではないし、そもそも必要悪ですらない

2020年10月26日に開催された横浜市新たな劇場整備検討委員会管理運営検討部会において、神戸大学大学院 藤野一夫教授公営ギャンブルは害悪発言と、それを記録した動画の該当部分を削除して公開した行政の対応が問題になっています。

横浜市は、10月26日開催の合同部会の動画において、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)に関する藤野委員の発言を削除して公開し、4日後に何らかの事情で削除前の動画と差し替えた問題。

削除された藤野委員の発言の趣旨は、

「社会が十分に成熟していない段階では、公営ギャンブルは必要悪として許容されたが、成熟社会では、公営ギャンブルは必要悪ではなく、害悪でさえある。」(藤野委員)

2020年11月16日、一時発言を削除された藤野委員は、「関係者への人権配慮に欠く発言だった」として謝罪しています。

 

◆問題の動画(削除前の全容)


横浜市新たな劇場整備検討委員会:後半(1時間16分)
※一旦削除された箇所は、50分19秒~52分01秒及び54分08秒~54分40秒の部分

 

◆さいごに

芸術文化論が専門の藤野委員は、芸術がギャンブルより高尚なものだとお考えのようですが、公営ギャンブルを一時代前から残された害悪とするのは、ギャンブルがレジャーとして昇華している国内外の現状をあまりにも知らないコメントだと思っています。

また、英語のことわざにありますが、

There is no account for taste.
誰も他人の趣味をとやかくいうことはできない

ギャンブルファンは、好きでやっていることなので、家族ならまだしも他人がとやかく言うことではないですね。