<賭け麻雀>上級国民でも許さない!黒川元検事長、再捜査へ

ざっくり言うと

  • 点ピンの賭け麻雀で起訴猶予となっていた黒川元検事長
  • 検察審査会は「起訴相当」として、検察は再捜査に
  • 再度、検察審査会が「起訴相当」とすれば、公の裁判も

2020年12月24日、緊急事態宣言の中、点ピンの賭け麻雀をしていた問題で刑事告発され、起訴猶予となった東京高等検察庁の黒川弘務元検事長について、東京検察審査会は「起訴すべきだ」という議決をくだし、検察は再び捜査することになりました。

2020年7月、東京地方検察庁は、「1日に動いていた金額が多いとは言えない」などとして起訴猶予処分としましたが、この決定を不服とする市民団体や弁護士らは、東京検察審査会に審査を申し立てていました。市民団体の岩田薫共同代表は、「検察は身内に極めて甘く、納得できない。市民目線で判断すれば、不起訴不当か起訴相当の結論が出ると思っている」と述べていました。

 

◆上級国民でも起訴されない、ことはない!

NHKの報道によると、今回、起訴相当とした東京検察審査会の決定について、以下の理由を伝えています。

『議決の中で審査会は「賭けマージャンはいわゆる『点ピン』と呼ばれるルールで行われ掛け率や賭け金が格段高いとはいえないが起訴猶予が当然というほど射幸性が低いとも言えない。東京高検検事長という重責にあり、違法行為を抑止する立場にあった元検事長が漫然と継続的に賭けマージャンを行っていたことが社会に与えた影響は大きく動機や経緯に酌むべき事情はない」と指摘しています。』(NHKニュースより)

今回の東京検察審査会の決定を受けて、東京地方検察庁は、黒川元検事長の賭け麻雀について、再び捜査を行うことになります。そして、検察が再び不起訴にしても、その後、東京検察審査会が「起訴すべきだ」という2回目の決定をくだした場合、強制的に起訴されることになります。
強制起訴となれば、公の法廷で裁判が開かれることになり、検察の言い分が聞ける貴重な機会となります。そして、点ピンの賭け麻雀に対して法廷の場でお許しが出されるかもしれません。

 

◆さいごに

今回の件で、テンピンの賭け麻雀が違法で有罪という前例ができました。
一方で、街の雀荘では、これまで同様、賭け麻雀が行われ続けるのでしょうが、立件されるリスクがあるとなると、常に気持ち悪さが付きまといます。
社会通念的に社交の範囲での安価な賭け麻雀は大丈夫だと思っていましたが、今後はそうではないと考えた方がよさそうです。