<悪手>横浜カジノを巡り、民意を無視する市長・市議会

ざっくり言うと

  • 横浜市議会は、横浜カジノの賛否を問う住民投票条例案を否決
  • 約20万人の民意は、わずか3日間の審議で一蹴される
  • 賛否を問う場は7月の横浜市長選に

2021年1月8日、横浜市議会は、横浜市の統合型リゾート誘致の賛否を問う住民投票条例案を賛成少数で否決しました。法定数の3倍超にあたる約20万筆の署名は、わずか3日間の審議で一蹴されました。

<東京新聞>
カジノ誘致は「市民に判断を委ねる問題ではない」 横浜市議会が住民投票条例案を否決 市民団体「残念無念」

『採決前の討論で、自民は「軽々に市民に判断を委ねるような問題ではない」、公明も「制度上に課題を抱える住民投票で市民に判断を委ねることではない」と反対。立憲・無所属フォーラムと共産は「IR誘致の是非は民意を問うべき問題だ」などとした。』(東京新聞)

 

◆賛否を問う場は7月の横浜市長選に

IR誘致の賛否を問う住民投票条例案は、議長を除く市議85人のうち、立民、共産、無所属、神奈川ネットの計34人が賛成したものの、自公の51人が反対し否決となりました。

横浜市長・横浜市議会は、約20万人の市民の声をわずか3日間の審議で一蹴したことで、このまま誘致を進めれば、住民が反対したカジノ誘致を強行したとの批判は免れません。

<神奈川新聞>
署名19万超の住民投票条例案、審議3日で否決 横浜市会

『閉会後、林文子市長は「市民の気持ちを受け止めて市政をやっていくという気持ちに変わりない」と説明。「今まで依存症対策や懸念材料は大丈夫と言ってきたが、それだけでは足りていないと今回改めて感じた。ここをIRの議論の一つの入り口として捉えたい」としたが、計画が具体化した段階で直接民意を問う考えがあるか問われると、「それはないです」と断言した。(神奈川新聞)

 

◆さいごに

カジノ賛成派のCAZYですが、民意を無視してカジノ誘致を強行した横浜市長・市議会は、今後、大きな痛手を負うことになるのではと心配しています。

世界のカジノの本流がオンラインにシフトしつつある今、ここまで強行する必要性があったのか、はなはだ疑問です。また、自民党の表裏のリーダーもここにきて大きく評判を落としていますし、7月の市長選は大荒れになる気がします。

市長選の争点がカジノに集中し、カジノ否定派がアンチカジノ論を声高に叫び続けることで、カジノのイメージは最悪のレベルまで叩き落されそうですね