5月実績は前月比113%、前年比314%、前々年比73%

ざっくり言うと

  • 昨年5月は休業で売上が激減していたことで、今年5月の前年比は314%と激増
  • 平時の前々年比で見ると73%と相変わらずの低迷が続く
  • 前月比で見ると113%と状況は若干の回復

2021年7月13日、経済産業省は、毎月実施している特定サービス産業動態統計調査において、パチンコホール売上の4月度速報値を公表しました。

本調査でのパチンコホール売上の前年比は、緊急事態宣言下で4月▲62%、5月▲78%まで大きく落ち込み、解除後、6月▲31%、7月▲21%、8月▲22%、9月▲22%、10月▲17%まで回復しました。

昨年の緊急事態宣言は、令和2年4月7日(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、大阪府、兵庫県及び福岡県以外の道府県については、同月16日)から5月31日まで。

昨年5月は、緊急事態宣言下での休業要請で売上が激減していたことで、今年5月の売上は前年比で314%と爆増していますが、平時の前々年比で見ると73%と状況は相変わらずの低迷が続いています。一方で、前月比で見ると113%と若干の回復が見られます。

 

◆パチンコホールの売上推移


<データ出典>特定サービス産業動態統計調査(経済産業省)

※本データは、売上上位企業に限定した調査のため、業界全体の売上とは異なります。

 

◆さいごに

パチンコファンにはお馴染みのダイコク電機の「DK-SIS白書」は、実際のホールデータを元に算出されており、最も信憑性の高いデータのひとつです。

2021年7月8日、ダイコク電機が発表した「DK-SIS白書2021年版」によると、2020年の業界総売上は14.6兆円、業界総粗利2.35兆円で、いずれも前年比27%の大幅下落となっています。
これは、18回目にして集計開始以来の最大の落ち込みとなります。

4円パチンコのアウト(客が打ち出した玉数)は、前年比20%減、粗利17%減。
1円パチンコのアウトは、前年比22%減、粗利20%減。
20円パチスロのアウトは、前年比19%減、粗利19%減。

粗利で約3割の下落は、よっぽど潤沢な資金がないと潰れてもおかしくないレベルです。
そのしわ寄せがファンにくるのもいたし方ないのかと。
今はパチンコには近寄らないが正解ですね。