2020年、パチンコ店の約8割が売上減

ざっくり言うと

  • パチンコホールの売上は、2年間で13.8%の減少
  • 『増収』企業は、2019年の138社から2020年の40社に激減
  • 『減収』企業は、2019年の670社から2020年の1,306社に倍増

2021年8月31日、帝国データバンクは、2020年のパチンコホールの売上についての調査結果を発表しました。

『増収』企業は、2019年の138社(構成比8.2%)から2020年の40社(構成比2.4%)に激減。

『減収』企業は、2019年の670社(構成比39.6%)から2020年の1,306社(構成比77.2%)に倍増。

帝国データバンク「パチンコホール経営業者の経営実態調査(PDF)



出典:帝国データバンク

※調査対象は、同社保有の企業概要ファイル「COSMOS2」からパチンコホール経営業者1691社を抽出(2021年8月時点)。

 

◆パチンコホールの売上は、2年間で13.8%の減少

2020年のパチンコホール1,691社の売上合計は、13兆2,374億円となっており、わずか2年間で2兆1,205億円(▲13.8%)減少しています。2019年は前年比1.1%の微減でしたが、2020年は前年比12.9%の大幅減となっています。


出典:帝国データバンク

『2020 年、新型コロナウイルスの感染が拡大し、緊急事態宣言が発出された。飲食店やアパレル小売店など一般消費者を対象とする業界を中心に休業要請がなされ、ぱちんこ業界も多くのホールでこれに応じた。(中略)従前から射幸性の高さによるギャンブル依存の問題が指摘され、集客に苦戦するなど業界環境は厳しく、倒産の増加も懸念されてきた。』(帝国データバンクより)

 

◆さいごに

本調査によって、コロナ禍と5号機撤去の影響は予想以上に大きく、パチンコホールの約8割が売上減という厳しい状況が明らかになりました。パチンコホールの経営がここまで厳しい状況では、お客への大盤振舞も期待できず、ガセイベントが増えるのも納得です。

近所のホールは、旧イベント日でも高設定台は体感4分の1ぐらいに減っています。これでは旧イベント日専門で立ち回っても勝つのは難しい状況です。結果、朝一の並びも半分ぐらいに減ってしまいました。

余談ですが、大学生時代に入り浸っていた長崎市のビッグアップル(当時、プリンス)とモナコ住吉本店が年内を持って閉鎖されるとのこと。両ホールは、ダメ大学生の憩いの場として、30年に渡って賑わっていましたが、コロナと時代の変化には勝てなかったようです。
ひとつの時代の終焉を感じさせるニュースでした。