<天才の発想>パチンコ店でのワクチン接種

ざっくり言うと

  • 大阪市北区のパチンコ店「フリーダム」がワクチンの接種場所に
  • パチンコ店設備の流用方法が神がかり的
  • 4日間で1億円弱の損害も、パチンコ業界のイメージアップは甚大

2021年9月13日、大阪市北区のパチンコ店「フリーダム」で、新型コロナウイルスのワクチン接種が始まりました。「フリーダム」は、パチンコ・スロット1,000台超の大型ホールです。

9月13~14日、職域接種の一環で、従業員や家族、近隣の商店街組合員や住民らを対象に、1,500人分のワクチン接種が実施されます。2回目は10月13~14日に行われる予定。


◆豊富すぎるパチンコ店接種のメリット

パチンコ店ほどワクチン接種に適している場所はありません。
これに気づいた人は天才すぎます。

●注射を待つ、打つ、容態確認するための十分な座席が確保されている
●1席おきに座らせることでソーシャルディスタンスを保てる
●パチンコ台間を区切るシールドが設置されている
●長時間座っても疲れない高品質の椅子がある

●医師が動いて効率よく注射する動線が確保されている
●椅子が回転するため医師が注射を打ちやすい

●人が座る向きを台の方に統一することで飛沫対策ができる
●島ごとに区分されているため、感染拡大が最小限に抑えられる

●パチンコ台の「呼び出しボタン」で、体調が急変した場合など医師を呼ぶことができる
●パチンコ台の「離席管理用タイマー」で、接種後の15分間の経過観察時間を明示

●大型の駐車場を完備
●スタッフは「インカム」の操作に慣れており連絡網は万全
●新題入替や旧イベントで「行列整理」はお手のもの

●最強レベルの換気設備がある


パチンコホールの換気実証実験(2分18秒)

 

◆さいごに

今回の職域接種で、店は4日間休業することとなり、1億円弱の損害が出るそうです。

一方で、多くのテレビやネットメディアがこのニュース取り上げており、今日は何度このニュースを見たのかわかりません。本件によるパチンコ業界のイメージアップは甚大。

「パチンコ店に対するイメージアップにつながったらいいかなと思いますし、我々は我々のできること、今すべきことをしたいというふうに考えています。(中略)客とか地域の人に必要とされる企業でないと残っていかないと考えているので、そういうことで意味があると思います。」(株式会社アバンス 平川社長)

パチンコ業界にこれほど男前の経営者がいるとは、思ってもみませんでした。
国はこういうことに助成金を出すべきだし、業界団体には平川社長を見習っていただきたいです。