『レジャー白書2021』パチンコ人口は180万人減の710万人

ざっくり言うと

  • 2020年のパチンコの参加人口は、前年から180万人減の710万
  • パチンコの売上は、14.6兆円(前年比27.0%減)
  • パチンコが衰退する一方で、公営ギャンブルの躍進が注目される

2021年9月28日、日本生産性本部は、『レジャー白書2021』の概要を発表しました。

『レジャー白書2021』
~2020年の余暇関連市場規模は55兆2,040億円、前年比23.7%減 巣ごもり需要で在宅レジャーの参加人口が上位に、旅行や外食は大幅減~


<注目のポイント>

・コロナ禍での2020年の余暇市場全体の市場規模は。55兆2,040億円(前年比23.7%減)。

・2020年のパチンコの参加人口は、前年から180万人減の710万人。1990年代のピーク時の4分の1にまで縮小。

・パチンコの売上は、14.6兆円(前年比27.0%減)。8年連続で下落しており、2005年のピーク時の半分以下。(市場規模は、ダイコク電機の『DK-SIS白書』での予測と同じ)

・パチンコファンの年間平均活動回数は、前年の31.7回から29.5回に減少。

・1人当たりの年間平均費用は、前年の10万3,400円から8万9,500円に減少。

・パチンコへの参加希望率は、6.3%から5.5%に減少。

 

◆さいごに

本白書では、パチンコが衰退する一方で、公営ギャンブルの躍進が目を引きます。競輪の参加人口は0.8ポイント増となっていますが、2020年度の競輪の売上は、7,500億円で前年比114%。7年連続の増加。また、直近の2021年1~6月の売上は、4,488億7,080万円(前年比167.5%)と絶好調です。

また、ボートレースは、10月よりこれまで競輪とオートレースの独壇場だったミッドナイトの時間帯に参入し、ミッドナイトボートレースを開始します。

さらに、競馬はウマ娘効果で参加人口も売上も好調のようです。地方競馬は、2021年4月の売上が前年比11.1%増、5月が同7.7%増、6月が同6.4%増となっています。

パチンコが失った分のギャンブル市場を、まるっと公営ギャンブルが奪っている形です。今後もこの状況は変わらないように思いますが、どの公営ギャンブルが躍進するのか気になるところです。


  パチンコ技人口 市場規模
1995年  2900万  30兆9050億
2000年  2020万  28兆8680億
2005年  1710万  34兆8620億
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2010年  1670万  25兆9830億
2011年  1260万  25兆4890億
2012年  1110万  25兆6720億
2013年   970万  .25兆0050億
2014年  1150万  24兆5040億
2015年  1070万  23兆2920億
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2016年   940万  22兆7000億
2017年   900万  21兆4000億
2018年   950万  20兆7000億
2019年   890万  20兆0000億
2020年   710万  14兆6000億
(出典:レジャー白書)


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