8月の売上は前月比96%、前年比90%、前々年比71%

ざっくり言うと

  • パチンコホールの今年8月の売上は、前月比96%と微減
  • 今年同様のコロナ禍だった前年比では90%
  • 平時の前々年比は71%と低迷が続く

2021年10月12日、経済産業省は、毎月実施している特定サービス産業動態統計調査において、パチンコホール売上の8月度速報値を公表しました。

今年8月の売上は、前月比96%と微減、今年同様のコロナ禍だった前年比では90%。
平時の前々年比で見ると71%と、パチンコ業界の低迷は続いています。

 

◆パチンコホールの売上推移


<データ出典>特定サービス産業動態統計調査(経済産業省)

※本データは、売上上位企業に限定した調査のため、業界全体の売上とは異なります。

 

◆さいごに

前月比、前年比、前々年比のすべてがマイナス。野球で言うところの3タテです。
そして、来年1月末の旧規則機の完全撤去まで4ヵ月を切りました。
爆裂5号機の最後の砦「押忍!番長3」も2021年11月30日で撤去となります。

9月下旬の段階で、新規則機の設置台数はパチンコ、パチスロ合計で約261.3万台。市場全体に占める設置割合は約72.1%となっています。

パチンコは9月下旬の段階で約79.8%と順調に新規則機への移行が進んでいます。一方で、パチスロの新規則機への移行は59.9%に過ぎず、今後、パチンコホールは、56.5万台の旧規則機を短期間で入れ替えなければいけません。

顧客の減少に加えて、新規則機への移行には莫大な設備投資が必要なため、ベニヤ板を張って急場をしのぐホールや、これを機に廃業、もしくは倒産するホールが多数出ることも予想されます。

定期的に近所のホールの旧イベント日をチェックしていますが、朝一の並びはコロナ禍前の3分の1ぐらいにまで減っています。加えて、パチスロには高設定も入っていないようで、出玉もひどい状況です。

大規模な規制緩和でもないかぎり、ホールに離れた顧客が戻ることはないように思います。