(おまけ)パチンコファンの喫煙率はなぜ高いのか?

ざっくり言うと

  • 喫煙、飲酒、パチンコ、競馬の習慣行動には相互依存性が存在する。
  • 喫煙、パチンコ、競馬ファンは、時間選好率が低く、危険回避度も低い。
  • つまり、将来の計画性が薄く、リスク管理もできていない。

前回記事では、パチンコファンの喫煙率が58.2%と一般成人(17.7%)を大きく上回ることを紹介しましたが、なぜパチンコファンの喫煙率はここまで高いのか?

一番の理由は、たばこが嫌いな人は、そもそもパチンコ店に立ち寄らないからだと思うのですが、他に何らかの関係性がないか気になって調べてみたところ、興味深い学術論文がありました。


京都大学の依田教授が書かれた「習慣的行動の相互依存性と時間/危険選好:喫煙、飲酒、ギャンブルの離散選択モデル分析」

学術論文のため、極めて難解なのですが、結論を要約すると下記の3点。

①喫煙、飲酒、パチンコ、競馬の習慣行動には相互依存性が存在する。
 ※喫煙と飲酒、パチンコと競馬の間には強い相互依存性が存在する。
 ※喫煙とパチンコ、飲酒と競馬の間には弱い相互依存性が存在する。

②時間選好率(将来に消費することよりも現在に消費することを好む程度)が高いほど、危険回避度が低いほど、喫煙、頻繁な飲酒、パチンコ、競馬の選択確率は高まる。

③習慣的行動から脱出するには、ひとつの習慣だけを止めるのは不十分で、すべての習慣を一緒に止めることが望ましく、それだけに習慣的行動から脱出することは難しい。



うーん、感覚的になんとなくわかっていたことですが、数字で明確に示されると、ぐうの音も出ませんね。

「喫煙、パチンコ、競馬を「嗜む」者は、時間選好率が低く、危険回避度も低い」
≒「喫煙、パチンコ、競馬ファンは、将来の計画性が薄く、リスク管理もできていない」
≒「喫煙、パチンコ、競馬ファンは、無計画で衝動的である」


これらのことから、
パチンコファンの喫煙率が高い理由は、どちらも自由人だから。
悪く言えば、どちらもダメ人間だから。。。
類が友を呼んだ結果でしょうか。

喫煙者でパチンコファンのCAZYには、耳の痛い話でした。

繰り返しになりますが、パチンコファンの喫煙率が高い一番の理由は、たばこが嫌いな人は、そもそもパチンコ店に立ち寄らないからだと思います。念のため。