大阪IRへのアンチ記事に思うこと

ざっくり言うと

  • 6000億円の血税を投じたにもかかわらず放置されていた夢洲
  • モルガン・スタンレーの試算では、大阪カジノの売上は年間約40億ドル
  • 負の遺産を宝の島に変える道を示したことに関しては、一定の評価が得られてもいいのでは

2025年国際博覧会の開催地が大阪に決定したことで、大阪IRも一気に現実味を帯びてきました。

カジノ支持者のCAZYには喜びしかない一方で、目を覆いたくなるようなアンチカジノの記事を目にしない日はありません。

カジノ支持がマジョリティにならないのは重々承知の上で、IRのメリットには一切目を向けず、いたずらにデメリットだけを強調する記事はいかがなものかと。

そこで今回は、大阪万博と実現するであろう大阪IRの功績についてです。

今回の大阪万博決定で、多々報道に取り上げられていた夢洲(ゆめしま)。
夢洲は、大阪の未来都市構想にはじまり大阪オリンピック構想を経て生まれた産物ですが、6000億円の血税が投じたにもかかわらずオリンピック誘致に失敗して以降は放置。現状は、写真でも分かるとおり水が貯まっています。その原因が埋め立て途中だからなのか、埋め立て後に雨水や海水が貯まったのかはわかりませんが。


写真出典:産経新聞より

長年にわたって放置された理由は、この負の遺産を有効に活用する方法を誰も見いだせられなかったからに他なりません。

夢洲は宝の島へ

一説には、大阪万博と大阪IRの経済効果は2兆円とも言われています。
また、大阪カジノの売上は、モルガン・スタンレーの試算では年間約40億ドル(約5,200億円)とのことなので、この試算を鵜呑みにすれば大阪に入る地方税は15%の年780億円です。

少なからず、今回の大阪万博と大阪IRは、この負の遺産を宝の島に変える道を示したことに関して、一定の評価が得られてもいいのではと思っています。

一般的にカジノ導入のデメリットと言われる、ギャンブル依存症、治安の悪化、未成年者への悪影響、賭博による勤労意欲の低下、加えて、政治における癒着や汚職など、確かに問題も山積みですが、それはそれとして、ひとつずつ真摯に向き合っていけばいいことなのでは。


本件については、大阪といえばこの方、橋下徹氏が歯切れのいいコメントを出されていましたが、まさにその通りかと。

橋下徹「なぜ大阪に万博が必要なのか」

「夢洲という大阪湾岸部の巨大埋め立て地。土砂を埋め立てるお金もなく、埋め立てが途中で放ったらかしになり、今でも水が貯まっている状態だ。関空の航路下にこの寂れた巨大埋め立て地があるので、関空を利用する外国人は、飛行機の窓から眼下に広がるこの埋め立て地を見て、大阪はスラム街かと感じるかもしれない。ここは長年、大阪の負の遺産としてその活用方法に悩んでいた。この埋め立て地の周辺にも埋め立て地があるが、どれも当初の夢のような計画通りには進まず、冴えない湾岸部となっている。東京のお台場とは大違いだ。」


※サムネイル画像は、産経新聞より