カジノ売上に占めるVIP比率が過半数割れ(マカオ)

ざっくり言うと

  • 2019年1Qのカジノ売上全体に占めるVIP部門の比率は49%
  • カジノだけではない魅力的な都市づくりがうまくいっている結果
  • バカラ比率は88.1%と、マカオのバカラ好きは相変わらず

4月17日にマカオ新聞が報じた記事によると、マカオのカジノ売上に占めるVIP比率が過半数割れしたとのこと。

「(今年第1四半期のカジノによる売上は761.52億マカオパタカ(約1兆0550億円))カジノ売上の内訳については、VIPルームによる売上を反映するVIPバカラ売上が13.4%減の372.08億マカオパタカ(約5155億円)。カジノ売上全体に占めるVIPルームの割合は7.3ポイントの大幅下落となる48.9%となり、過半数を割り込んだ。」(マカオ新聞より)


2012年には売上の7割を占めていたVIP売上ですが、年々その比率を減らし、2018年4Q(10-12月)時点の構成比は、VIP部門53%、マス部門47%となっていました。構成比が逆転する日も近いと思っていましたが、こんなに早く実現するとは、正直、驚きました。

逆転の背景は、春節による一般観光客の増加や、コタイ地区IRの成功など、カジノだけではない魅力的な都市づくりがうまくいっている結果だと思います。これは日本も学ぶところが大きいですね。


また、マカオのバカラ好きは相変わらずのようです。

「マスゲーミング(いわゆる平場)のバカラ売上は19.5%増の298.79億マカオパタカ(約4140億円)で、VIPルームからマスへのシフトが伺える。マカオのカジノではバカラが圧倒的なシェアを誇り、カジノ売上全体に占めるVIPバカラとマスゲーミングバカラ売上の比率は88.1%に上る。」(マカオ新聞より)

これについては、最近、「どんだけバカラが好きなのか」で詳しく書いているので、ご興味のある方は是非、読んでみてください。