ギャンブル目的で訪れるのはわずか7%(ラスベガス)

ざっくり言うと

  • ラスベガスは、もはやギャンブルの街ではない
  • 「ギャンブル」を訪問理由に挙げる人は7%に過ぎない
  • 初回訪問者に限定すれば、「ギャンブル」を理由に挙げる人は1%

前々回記事「アメリカ成人の49%がカジノに好意的」では、アメリカ・ゲーミング協会が発表した調査結果から、昨年、カジノを訪れたアメリカ成人は、2018年から9%増加し44%に達し、アメリカ成人のほぼ半数(49%)は、カジノ業界を好意的に見ていることを紹介しました。

今回は、その追加記事となります。


ラスベガスは、一般にはギャンブルの街と思われがちですが、現在はカジノ以外のショーやイベントが充実し、カジノ以外の収益が6割を超えるエンターテインメントの街に生まれ変わっています。

先日のラスベガス遠征でも、子どもを含めたファミリーの多さに驚かされました。また、街の中には動物園や水族館、3Dシアターなど、子どもが好きそうなエンタメが溢れ、確実にバフェやレストランの質も上がっていました。一方で、記念撮影チップ目当ての半裸女性と歩きたばこの多さは、教育上・健康上いかがなものかと思いますが…

 

さて、本題です。

ラスベガスコンヴェンション・アンド・ビジター オーソリティが発表した調査レポートによると、現在、ラスベガス訪問の1番の理由は「バケーション」(45%)で、「ギャンブル」を理由に挙げる人は7%にすぎません。また、初回訪問者に限定すれば、「ギャンブル」を目的に挙げる人はわずか1%となっています。


◆今回のラスベガスへの訪問目的は?

VACATION/PLEASURE(バケーション)45%
FRIENDS/RELATIVES(友人・親類)17%

PASSING THROUGH(通過・通り抜け)9%
CONVENTION/CORPORATE MEETING(コンベンション)8%
OTHER BUSINESS (他のビジネス)7%
TO GAMBLE(ギャンブル)7%
SPECIAL EVENT(特別なイベント)4% 
WEDDING(結婚式)3%
OTHER(その他)1%

データ出典:2018 Las Vegas Visitor Profile Study
FIGURE 4:Primary Purpose of Current Visit
有効回答数:3,600人へのインタビュー

 

ただし、そこにスロットマシンが、また、ゲーミングテーブルがあれば、きっとギャンブルをするのでしょうが。実際にラスベガス訪問者の74%が滞在中にギャンブルをしたと答えています。
それがカジノ事業者の思うつぼであることは分かったうえで。


◆さいごに

ギャンブルも好きですが、それ以上にエンタメ好きのCAZYにとっては、日本IRが目指すべきところは、まさにラスベガスだと思っています。
こちらの調査結果も、食わず嫌いの日本人に、声を大にして伝えたい内容ですね。