もうすぐ、空港・ストリップ間の定額タクシー(ラスベガス)

ざっくり言うと

  • 2020年1月から、マッカラン国際空港とストリップ間の定額タクシーがスタート
  • 運賃は、ホテルの場所によって19・23・27ドルのいずれか
  • 将来的には、空港からダウンタウン間に定額タクシーが登場する可能性も

ラスベガス遠征では、あまりにもUberが便利だったので、今回は大躍進中のライドシェアサービス(UberやLyft)と、苦戦中のタクシーの話です。


◆ライドシェアサービスの登場でタクシーは苦戦中

現在のタクシー運賃は、乗車時間や走行距離などを元にメーターによって決まるため、渋滞状況や通るルートによって運賃が変動してしまい、料金トラブルになることも少なくありません。

一方で、ライドシェアサービス(UberやLyft)は、事前に運賃が決まり、かつ料金もタクシーより安く、加えて、乗客からのドライバーの評価がとても重要になるため、これまで味わったことのないようなドライバーからの気遣いを受けることがあります。さらに、こちらが現地語を理解できなくてもサービスの利用には何ら問題はありません。

これらの理由から、タクシーはライドシェアサービスに顧客を奪われ、急速に乗客数が低下し続けています。


具体的には、ネバダ州タクシー協会やマッカラン国際空港などが発表した調査結果によると、

・ラスベガスでのタクシーの利用は、2015年の2,730万回(南ネバダでの16のタクシー会社計)から2018年の1,720万回に38%の減少

・更に地域を絞って、9月にマッカラン国際空港に到着した訪問者のうち、そこからライドシェアサービスを利用したのは58%

・マッカラン国際空港でのライドシェアサービスのピックアップ数は、2016年の103万人から2018年の278万人に270%の増加。対照的にタクシーは、2016年の382万から2018年の323万に15%の減少

となっており、数字を見てもタクシーの苦戦は顕著に表れていました。

 

◆いよいよ始まるタクシーの定額制

2019年9月、ネバダ州タクシー協会は、2020年1月1日から6ヵ月間、マッカラン国際空港とストリップ間の定額タクシーのテスト運用を決定しました。

ライドシェアサービスに顧客を奪われ続けているタクシー業界ですが、この定額制を導入することで、乗客が支払う運賃に確実性と透明性を向上させ、巻き返しを図ります。

ちなみに、空港からストリップまでの運賃は、ホテルの場所によりますが、タクシーの場合、約20〜40ドル+チップ(15~20%)。今回、CAZYが使ったUberではAreaまで14.41ドル+チップ(1・3・5ドルから乗客が選択)でした。


ネバダ州タクシー協会は、定額制の導入にあたって、ホテルの場所によって3つのゾーンを設けています。

ゾーン1:トロピカーナアベニューへの北のサンセットロード:19ドル
(マンダレイベイ、ルクソールなど)

ゾーン2:トロピカーナ北からフラミンゴロード:23ドル
(ベラージオ、パリス、プラネットハリウッドなど)

ゾーン3:フラミンゴ北からストラト:27ドル
(シーザーズパレス、フラミンゴ、サハラなど)

また、明言はされていませんでしたが、+チップ(15~20%)となります。


運賃は、ライドシェアサービスと同等、もしくは少し高いぐらいですが、Uberのように車を呼ぶ手間もなく、また、乗り場にタクシーが待機していれば車を待つ手間もないことを考えると、状況によってはタクシーの方が便利なところもありそうです。

加えて、将来的には、空港からダウンタウン間に定額タクシーが登場する可能性にも触れています。



◆さいごに

CAZYのラスベガスでのディーラースクールへの通学は、Uberばかり利用していました。運賃は、乗車時間は10分程度でいつも8~9ドル+チップ。チップは1・3・5ドルの中からだいたい3ドルを選んでいました。

日本では、タクシーの定額制は徐々に普及しつつありますが、Uberのようなライドシェアサービスはいまだに規制されたままです。こんなに便利なものは早く導入して欲しいですね。


※Uber乗り場などの更に詳しい情報は、ラスベガスの老舗地域メディア「ラスベガス大全」が紹介していましたので、こちらを参照ください。