胴元がスーパーボウルで2年連続の負け越し(ニュージャージー州)

ざっくり言うと

  • ニュージャージー州の胴元は、今年も昨年に続き約5億円の負け越し
  • 一方で、ネバダ州の胴元は、今年も約20億円の勝ち越し
  • ネバダ州の胴元は、過去29回のスーパーボウルで2回しか負けていない

Casino.orgが報じた記事によると、2月2日(日本時間2月3日)に開催されたアメリカ最大のスポーツイベントスーパーボウル54で、ニュージャージー州のスポーツブックの胴元が、今年も約5億円負け越したとのことです。ニュージャージー州の胴元の負け越しは、これで2年連続となります。

Super Bowl 54 Delivers New Jersey Sportsbooks $4.28M Loss, as Bettors Win on Chiefs Victory
(チーフスの勝利でベッターも勝利、ニュージャージー州のスポーツブックがスーパーボウル54で4.28ミリオンドルの損失)

今年のスーパーボウル(第54回)は、カンザスシティ・チーフスがサンフランシスコ・49ersを31対20で破り、50年ぶり2回目の優勝を果たしました。スーパーボウルは、アメリカ最大のスポーツイベントであるとともに、10人に1人以上のアメリカ成人が賭けをする最大のギャンブルイベントでもあります。

過去記事:米国最大のスポーツイベントは、最大のギャンブルイベント

 

◆新規参入から2戦2敗となったニュージャージー州の胴元

ニュージャージー州は、2018年の米国最高裁判所によるギャンブル禁止を廃止した後、すぐにスポーツブック市場に参入した州のひとつです。

ニュージャージー州の賭博執行部は、今年のスーパーボウルには総額5,428万ドル(約60億円)が賭けられ、胴元に428万ドル(約4.7億円)の損失が発生したと伝えています。これは、昨年の3,480万ドル(約38億円)から56%増加しており、また、胴元は昨年も457万ドル(約5億円)を失っています。

一方で、ラスベガスに代表されるネバダ州の胴元は、過去29回のスーパーボウルの賭けで2回しか負けておらず、今回も1億5,467万ドル(約170億円)が賭けられ、ホールド率(粗利率)は12.1%と、過去2番目に良い結果となっています。

 

◆さいごに

圧倒的に胴元が有利なギャンブル市場において、胴元が負け越すことは極めて稀で、賭ける側にとっては、ちょっと嬉しくなるニュースです。また、今の時代に胴元の手腕によって、これほど差が出ることに驚きました。ニュージャージー州は新規参入組なので、顧客を獲得するために先行投資として他州よりオッズを優遇したという話もありますが。

それにしても、29戦2敗のネバダ州の胴元は強いですね。