世界各地のカジノが一時閉鎖へ(ラスベガス・マニラ)

ざっくり言うと

  • アメリカのほとんどのカジノが2週間の閉鎖へ
  • マニラ首都圏のカジノは、4月14日までの1ヵ月間の閉鎖へ
  • 逆にマカオは、中国本土からの入境制限の緩和を検討

2020年3月11日、世界保健機関(WHO)は、新型コロナウイルス感染が「パンデミック(世界的な大流行)とみなせる」ことを表明しました。

新型コロナウイルスの伝染状況をリアルタイムで表示するマップを米ジョンズ・ホプキンス大学が公開しています。このマップでは、世界各国における感染・死亡・回復の件数を確認することができます。

本マップによると、新型コロナウイルスは、3月15日時点で感染者156,400人、死者5,833人と加速度的な拡がりを見せています。1月下旬は中国とアジアのみが感染の中心でしたが、今は感染の中心が世界各地に拡がっており、中国以外の総感染者数が中国に追いつく勢いです。


3月15日時点:新型コロナウイルスの伝染状況確認マップ(ジョンズ・ホプキンス大学)



3月15日時点:新型コロナウイルスの拡大推移
(ジョンズ・ホプキンス大学)

新型コロナウイルスのパンデミックを受けて、世界各地のカジノも閉鎖を余儀なくされてます。

 

<アメリカ>

アメリカは、新型コロナウイルスの感染者が3,000人を超え、62人が死亡したと報じられています。

●イリノイ州
イリノイ州は、新型コロナウイルス影響でカジノの閉鎖を決めた最初の州となりました。カジノは、17日から14日間閉鎖されます。

●ネバダ州
ラスベガスを有するネバダ州ですが、ついにMGMリゾーツが全施設の営業を17日までに休止すると発表しました。閉鎖期間は未定で、5月1日より前の予約は受け付けないとのことです。また、ウィン・リゾーツも17日から2週間ほど閉鎖すると発表しました。(3月16日18時追記)

一方で、シーザーズパレス、ベネチアン、パラッツォは、衛生レベルこそ強化されましたが営業は継続されています。ネバダ州知事は、週末に「ゲームはネバダ州の経済の生命線であり、また、多くの市民の生活の源泉である」と述べ、営業の継続を容認しています。(3月17日20時追記)

●インディアナ州

カジノは、16日から2週間閉鎖されます。

●ニューヨーク州
エンパイアシティカジノなどが閉鎖されています。

●マサチューセッツ州
14日、マサチューセッツ州ゲーミング委員会は、州内の3つのカジノ(プレーンリッジパークカジノ、MGMスプリングフィールド、アンコールボストンハーバー)をできるだけ早く閉鎖することを全会一致で決定しています。

●オハイオ州
オハイオ州知事は、3月14日の記者会見で、州内の4つのカジノと7つのレシーノ(レス&カジノの造語。レース場と主にスロットマシンの複合施設)を再開時期未定の営業停止にしたと発表しています。

●ペンシルバニア州
州内の12のカジノのうち、5つは既に閉鎖しており、他のカジノも閉鎖を検討しています。

●カリフォルニア州
14日、大規模なカードルームの閉鎖が発表されています。

●ニューメキシコ州
カジノは、16日から2週間閉鎖されます。

※アトランティックシティを有するニュー・ジャージー州は、閉鎖についての発表はありません。

 

◆フィリピン(マニラ)

2020年3月12日、フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領は、新型コロナウイルスの感染拡大防止策として、3月15日から4月14日までの1ヵ月間、マニラ首都圏を封鎖すると発表しました。封鎖期間中、フィリピン人はマニラ首都圏への出入りが禁止され、外国人は感染者が出ている国からの入国が制限されます。この措置を受けて、マニラ首都圏のカジノも1ヵ月間閉鎖されます。

 

◆さいごに

ひとつ前の投稿:パチンコホールの旧イベント、衰えを知らずでは、パチンコホールの活況について書きました。旧イベント日に限定した話なのでしょうが、世界のギャンブルトレンドに反する日本のパチンコ事情はやはり異様だと思わざるを得ません。日本にはカジノこそありませんが、無類のギャンブル大国であることが垣間見えた瞬間でした。