取扱額3,000億円規模の違法オンラインカジノを摘発(ベトナム)

ざっくり言うと

  • ベトナム警察が取扱額27億ドル(約2,890億円)の違法オンラインカジノを摘発
  • 数百万の口座が作られ、毎月1億1千万ドルのギャンブルが行われていた
  • 顧客は、入出金の際、2%の手数料を支払う

2020年5月29日、CASINO NEWS dailyが報じた記事によると、ベトナム警察が取扱額27億ドル(約2,890億円)の違法オンラインカジノを摘発したとのこと。

Vietnam Police Bust Massive $2.7 Billion Illegal Gambling Ring
(ベトナム警察が27億ドルの大規模な違法賭博組織を摘発)


2020年5月28日、ハノイの警察は、2年間で27億ドル(約2,890億円)以上のギャンブルが行われたとされる違法オンラインカジノを摘発し、首謀者のベトナム人 チュオン・ゴック・トゥ(37歳)を含む16人の容疑者を逮捕しました。ベトナム警察が摘発した違法ギャンブルとしては最大規模とのことです。

 

◆そこで何が行われていた?

Cops bust $2.7 billion gambling ring, 16 arrested
(画像出典:VnExpress.net

トゥと共犯者は、サイトやアプリを使ってベトナム各地の顧客をターゲットにしており、サーバーは摘発から逃れるために海外に置かれていました。

2018年にスタートした違法オンラインカジノは、総額27億ドルのギャンブルが行われたとされています。顧客は、サイト内のポイントを購入してギャンブルを行いますが、入出金の際、2%の手数料を支払う仕組みになっていました。

ハノイ警察の発表によると、違法オンラインカジノには数百万の口座が作られ、毎月1億1千万ドルのギャンブルが行われていたとのことです。

 

◆ベトナムのギャンブル事情

ベトナムでは、ほとんどのギャンブルが禁止されていますが、外国人専用カジノに加えて、2017年に条件付きでベトナム人にもカジノが解禁されました。

ベトナム政府は、2017年3月15日に政令が施行し、ベトナム人が入場できるカジノが試験的に認めました。試験期間は、最初に認可されたカジノの営業開始日から3年間として、その状況を見てその後の継続を判断するとしています。パイロットプログラムでは、21歳以上で月収1,000万ドン(約4.6万円)のベトナム人は、指定されたカジノでプレイできます。また、24時間につき100万ドン(約4,600円)、1ヵ月で2,500万ドン(約11万5,000円)の入場税を支払う必要があり、犯罪の前科がある人は入場できません。

 

◆さいごに

日本警察にもベトナム警察を見習って、日本人をカモにしているオンラインカジノを摘発していただきたいところですが、それがいかに難しいことかは承知しています。
せめてアクセスを遮断するぐらいのことはやってもいいのでは。