ついにカジノ再開、今、日本から行ける?(ラスベガス)

ざっくり言うと

  • 2020年6月4日、ついにラスベガスの主要カジノが再オープン
  • ネバダ州の新規コロナ感染者数は、4月中旬以降、日々100人前後で推移
  • 入国時2週間、帰国時2週間の待機を覚悟すれば、ラスベガスには行けなくもない

2020年6月4日、新型コロナウイルスの感染拡大に加えて、ミネソタ州で白人警官が黒人男性を死亡させた事件を受けた抗議デモと暴動の中、ついにラスベガスの主要カジノが再オープンしました。3月18日の閉鎖から78日ぶりの再開となります。

再開後は、通常営業は行われず、ブラックジャックのテーブルでは、本来、最大6人のところを3人までに制限したり、スロットマシーンを1台おきに間引いたり、利用客にマスクを無料で配布したり、特設の手洗い場を設けたりと、様々な対策が講じられています。

NHKの報道によると、MGMが報道関係者を招いて感染防止策を公開したとのことですが、その中でディーラーと客の間に飛まつを防ぐ透明なアクリル板が設置されていました。やり取りするチップによる感染の不安はありますが、そこは小まめに手を消毒すれば大丈夫そうです。


(画像出典:NHK

 

◆今のネバダ州の状況は

最近のネバダ州における新型コロナウイルスの日々の新規感染者数は、4月中旬以降100人前後で推移しており、増加傾向こそ見られないものの、予断を許さない状況が続いています。

ちなみに、6月4日の東京における新規感染者数は、大きく増加して28人。ネバダ州の人口が約300万人であることを考えると、まだ終息にはほど遠い状況です。


(出典:DHHS) 上段:累計、下段:日々の新規感染者数

 

◆今、日本からラスベガスに行ける?

ESTA(エスタ:90日以内の米国入国審査制度)の記載によると、6月4日現在、米国疾病予防管理センターは日本の感染症危険情報度合いをレベル3(渡航中止勧告)としています。そのため、日本から米国へ渡航する人は入国から14日間にわたり、ホテル等の宿泊施設や自宅等にて待機を命じられます。待機期間中は健康状態を観察し、周囲の者と距離を置くことを求められます。

加えて、厚生労働省の発表によると、日本に帰国する際は、検疫法に基づく隔離(入院)・停留が必要になり、検疫所長が指定する場所(自宅等)において14日間の待機が求められます。加えて、アメリカは入管法に基づく入国制限対象地域に含まれているため、PCR 検査が実施されます。

つまり、アメリカ入国時に2週間、日本帰国時に2週間の待機を覚悟すれば行けなくはないですが、自身が新型コロナウイルスに感染するリスク、また日本に持ち込むリスクを負ってまで、今、行く必要があるのかという話です。

 

◆アメリカのカジノの再開状況

アメリカのカジノ再開状況は、American Gaming Associationの特設サイトで確認できます。6月3日時点では、656店が閉鎖、333店が再開となっています。


(出典:COVID-19 Casino Tracker

 

◆さいごに

ギリシャとトルコ間にあるエーゲ海に浮かぶ小さな島、キプロス共和国。キプロスは、複数のカジノがあることでも知られていますが、2021年にはヨーロッパ最大のカジノリゾート シティー・オブ・ドリームス メディテレーニアンのオープンが話題になっています。

観光の国 キプロスですが、6月9日から観光客を受け入れ、旅行中の感染には補償が付くびっくりプランを発表しました。キプロス滞在中にコロナ陽性と判定された場合、キプロス政府が陽性となった本人だけでなく、旅行者全員の滞在費、薬代、食費などが補償されます。また、感染した旅行者には、専用の病院やホテルも用意され、旅行者の負担は帰国ための費用だけになるとのことです。

ただし、キプロスの入国制限は段階的に解除されており、残念ながら、まだ日本からの渡航はできません。他国のカジノにも導入して欲しいアイデアですね。