
大規模闇カジノを摘発、118人のギャンブラーを逮捕(タイ)
ざっくり言うと
- タイ政府の特捜部は、大規模な闇カジノを摘発し118人を逮捕
- 少なくとも一日に1,200万バーツ(約4,152万円)以上が賭けられていた
- 約600㎡の闇カジノには、複数の防犯カメラを設置
2020年6月11日、The Pattaya Newsの報道によると、昨日10日、タイ政府の特捜部は、ラヨーン県の大規模な闇カジノを摘発したとのこと。
Department of Special Investigations arrest 118 people at illegal casino in Rayong
(特捜部がタイ・ラヨーン県の闇カジノで118人を逮捕)
◆摘発の瞬間
Thailand special investigation raid underground casino in Rayong, 118 arrested(3分30秒)
摘発された闇カジノは、約600㎡の広さで、テーブルゲームやビデオゲームに加えて、複数の防犯カメラも設置されています。
(画像出典:The Pattaya News)
(画像出典:The Pattaya News)
この闇カジノは、少なくとも一日に1,200万バーツ(約4,152万円)以上が賭けられており、逮捕された118人(12人のディーラーと106人の客)は、違法賭博容疑に加えて、新型コロナウイルスによる非常事態宣言の禁止命令違反容疑で裁かれることになるとのことです。
◆さいごに
タイでは、1935年に制定された賭博法によって、基本的にギャンプルが禁止されています。例外として、一部の競馬や、格闘技ファンならよく耳にするラチャダムヌーンスタジアムなどで行われるムエタイも合法とされています。一方で、タイ人はギャンブルが大好きなようで、たまに闇カジノが摘発されますが、ここまで大がかりな摘発はそうありません。
摘発動画を観ると、内装も施されていない倉庫のような闇カジノですが、防犯カメラの多さに驚かされます。それだけ客やディーラーの不正も多いということなんだと思います。