オンラインスロットの規制強化が厳しすぎる件(イギリス)

ざっくり言うと

  • イギリスギャンブル委員会は、オンラインスロットの新ルールを発表
  • スキップ、オートプレイ、過度な演出などの主要機能が禁止に
  • 事業者は、2021年10月31日までに新ルールへの対応が必須

2021年2月2日、イギリスギャンブル委員会(UK Gambling Commission)は、オンラインスロットの規制を強化した新ルールを発表しました。

イギリスギャンブル委員会のデータによると、スロットプレイヤー一人当たりの平均月額支出額は、カジノが36ポンド(5,148円)、リアルイベントベッティングが45ポンド(6,435円)に対して、オンラインスロットが67ポンド(9,581円)と、もっともプレイヤーを熱中させるゲームとなっています。

Gambling Commission announces package of changes which make online games safer by design
(ギャンブル委員会は、オンラインゲームをより安全にする変更策を発表)

 

◆規制(新ルール)の概要

今回の新ルールでは、オンラインスロットの4つの主要な機能が全面禁止となりました。

①スキップ機能の禁止
(プレイのスピードを速めたり、結果をコントロールしているかのように錯覚させる機能の禁止)
②短いスピン時間の禁止
(スロットのスピン時間は2.5秒以上)
③オートプレイの禁止
④過度な演出の禁止
(払い戻しが実際には賭け金と同額かそれ以下である場合に、勝利したかのように錯覚させる音やイメージの禁止)

その他に、

⑤プレイ時間や勝敗の明示
(プレイした時間や勝敗の合計をプレイヤーに明確に表示しなければならない)
⑥換金中止の禁止
(一旦、換金を申し込んだら、その取り消しは不可)

 

◆さいごに

オンラインカジノ事業者は、2021年10月31日までに、この新ルールに適応しなければなりません。
現状のほとんどのスロットマシンは、いずれかの規制に抵触しており、大掛かりなプログラムの変更が必要となります。

新ルールの目的は、プレイヤー保護ということで、良くも悪くも効果は期待できそうですが。