台湾のカジノ王、約2,279億円以上の不正利益を得たとして起訴

ざっくり言うと

  • 昨年11月に逮捕されていた台湾のカジノ王荘氏が起訴される
  • オンラインギャンブルプラットフォームで、約2,279億円以上の不正利益を得た疑い
  • プラットフォームでは、約6年で約4,736億円のベットを処理

2021年3月3日、台湾検察当局は、賭博、組織的犯罪行為、マネーロンダリング、脱税などの容疑で新力旺國際控股公司代表の荘周文氏(Chuang Chou-wen)ほか31人を起訴しました。

Taiwan Indicts Billionaire Accused of Running Vast Illegal Online Gambling Empire
(台湾は大規模な違法オンラインギャンブル帝国を運営している億万長者を起訴)

荘氏は、オンラインギャンブルプラットフォームを介してマネーロンダリングに関与し、594億元(約2,279億円)以上の不正利益を得たとして、2020年11月に逮捕され勾留されていました。逮捕後、検察は、現金12億元、265万ドル、13億元相当の不動産41件、高級車13台など、荘氏名義で見つかった資産のすべてを押収しています。


起訴状によると、荘氏は2014年から「GPK Bet」などのオンラインギャンブルプラットフォームを共同で運営している12社を所有し、2014年から2020年1月までに1,230億元(約4,736億円)のベットを処理し、594億元(約2,279億円)以上の不正利益を得ていたとされています。

オンラインギャンブルプラットフォームには、532のオンラインギャンブルサイトと54のオンラインギャンブルシステムプロバイダーが含まれており、資金の一部は中国の843のダミー口座で処理され、地下銀行を利用して大量の資金が出し入れされていたとのことです。

 

◆さいごに

オンラインギャンブルプラットフォームでは、約6年で約4,736億円がベットされ、約2,279億円以上の不正利益を得ていたとされていますが、さすがにこれでは胴元が儲かりすぎなので、純粋なギャンブルの話ではなくマネーロンダリング要素の強い不正事案のようです。

また、国の生い立ちの問題から、いつもけんかしている中国と台湾ですが、ともにギャンブルを禁止しているという点で、違法ギャンブルの取締りでは強力なパートナーシップを発揮しています。

それにしても、中国が絡むと金額が桁違いで、いつも驚かされます。