『ガチャ』 終わりの始まり?

ざっくり言うと

  • 欧州14カ国と米国ワシントン州の各ギャンブル規制当局が『ガチャ』に関する声明を発表。
  • 『ガチャ』に代表されるギャンブル性が疑われるコンテンツは、徹底的に分析していく。
  • この声明が『ガチャ』の終わりの始まりになるかも。

参照記事

参照メディア Game park

CAZYはこう思う

CAZY
カジノ&リゾート研究所

ソシャゲ業界、ひいてはギャンブル業界にも影響を及ぼす、大きなニュースが入ってきたのでご紹介です。

2018年9月17日、欧州14カ国及び、米国ワシントン州の各国ギャンブル規制当局メンバーからなる調査委員会は、「ギャンブルとビデオゲームのような他の形式のデジタルエンターテインメントとの境界線のぼやけについて」とする声明を発表しました。

英国ギャンブリング委員会によるプレスリリース(原文)
「ギャンブル規制当局、ギャンブルとゲームの境界線の「曖昧さ」に関する懸念を宣言」

本プレスリリースは、早速、国際カジノ研究所・所長の木曽崇氏が訳されていました。
欧州全域でガチャ規制論議が幕開け


本声明では、ギャンブルとゲームとの境界線がぼやけており、『ガチャ』に代表されるギャンブル性が疑われるコンテンツについて、今後、徹底的に分析していくと、本委員会の強い姿勢が示されました。

今回、声明を発表したメンバーに日本は含まれていませんが、日本のゲーム業界もこの世界的なながれを無視することは難しい気がします。

ということで、この声明が『ガチャ』の終わりの始まりになるのかもしれないですね。


<11月22日追記>

イギリスギャンブル委員会によって、若者とギャンブルについての調査報告書が発表されました。

「11歳から16歳までの児童45万人を対象として行われた調査によれば、3割ほどが「ルートボックス」を開けたことがあり、3%は仲間内やオンライン上にて、(非公式な)「スキン」ギャンブルに参加したことがあるとしました。」

イギリスギャンブル委員会は「ルートボックス」について、換金機能のないルートボックスはギャンブルではないとしています。

CAZYの周りのギャンブル関係者の中では、『ガチャ』はギャンブルでこそないが、限りなくギャンブルに近いものという認識です。と言うことで、規制が入るのも時間の問題なのではと思っています。


<参考>ルートボックス(日本ではガチャ)問題についてはこちら
各国が反応する「ルートボックス問題」を振り返る―問題視される理由と現状について