公営ギャンブル売上まとめ(2019)

ざっくり言うと

  • すべての公営ギャンブルが昨対比プラスで推移
  • 直近10年では、いわゆる「ギャンブル離れ」は進んでいない
  • とくに、地方競馬、競艇は、昨対比10%アップと好調

<2020年版はこちら>
公営ギャンブル売上まとめ(2020)


◆総括
売上データを見ると、すべての公営ギャンブルが昨対比プラスとなっており、直近10年では、いわゆる「ギャンブル離れ」は進んでいないことがわかります。また、地方競馬、競艇は昨対比10%アップとかなり好調。

好調の要因は、ミッドナイトやガールズなど、運営主体によるコンテンツの強化もありますが、インターネットによる購入経路の変化が売上増に大きく貢献しているものと思われます。

※ネットの躍進については、過去記事「公営ギャンブルのネット比率を調べてみた」で分析していますので参照ください。


では、さっそく公営ギャンブルの売上推移からです。

<公営ギャンブルの売上推移>(単位:億円)※2019年11月19日更新


<2018年度のギャンブル売上と監督省庁>※2019年11月19日更新
※パチンコの控除率は、推計粗利率を記載


◆個別トピックス

<競馬>
中央競馬の売上は、2兆7,951億円で前年比101.7%。7年連続の増加。
地方競馬の売上は、6,034億円で前年比109.2%。7年連続の増加で、1999年度以来、19年ぶりに6,000億円の大台を突破。

<競艇>
競艇の売上は、1兆3,728億円で前年比110.9%。6年連続の増加。

<競輪・オート>
競輪の売上は、6,541億円で前年比102.2%。5年連続の増加。
オートレースの売上は、704億円で前年比106.8%。6年ぶりに700億円の大台を突破。とくにミッドナイトレースの前年比は136.5%と好調。

<宝くじ・toto>
宝くじの売上は、8,046億円で前年比102.3%。3年ぶりの増加。
ジャンボくじの売上は、3,221億円で前年比98.9%。3年連続で減少。ロト7やナンバーズといった数字選択式の売上は、3,963億円前年比104.3%、スクラッチも112.4%と好調。2018年10月からスタートしたネット販売の全面解禁が売上の増加に寄与。ネット販売の割合は全体の8%。

スポーツくじ(toto)の売上は、948億円で前年比87.8%。2013年度から5年連続の1,000億円超えだったがここにきて急降下。

<参考:パチンコ>
公益財団法人 日本生産性本部によるレジャー白書2019より。


<2020年版はこちら>

公営ギャンブル売上まとめ(2020)