【カジノ1万人調査】プロファイル編

ざっくり言うと

  • 人気のギャンブルは、宝くじ、パチンコ・パチスロ、競馬、toto、カジノと続く
  • 2016年以降にカジノに行って遊んだ人は5.2%
  • ギャンブルの1年間のトータルで勝ち越している人は16.6%

「カジノで勝つ人の割合はどのぐらい?」

ギャンブラーにとって非常に興味深い情報であり、かつ、極めてシンプルな疑問にもかかわらず、どれだけ調べても実態が見えてこない謎を探るのが今回のテーマ。

前回の記事は、迷信からスタートして、関係者への聴き取り、公開データと3つのアプローチから、カジノで勝つ人の割合を探ってみたのですが、いずれも推測の域を出ることはなく、この答えが気になってもやもやした日が続いていました。

そこで、どれだけ調べてもわからないことなら、いっその事ギャンブラーに直接聴いた方が早そうなので、大手リサーチ会社に協力いただき、「カジノ1万人調査」を実施しました。お忘れかもしれませんが、CAZYの本業はマーケティングリサーチです。

また、今回の調査では、カジノでの戦績の他に、日本カジノ誕生についての認知、意識、参加意向なども聴取しました。かなり興味深い調査結果が得られましたので、これから数回に渡って紹介していきます。


<注意事項>
本調査は、厳格・適正な手順のもと実施・分析しています。しかしながら、ギャンブルについての調査は、データの代表性など調査における一般的なバイアスに加えて、

・後ろめたさからホンネを隠してしまう、いわゆる「隠れトランプ」
・見栄を張ってしまう、いわゆる「逃がした魚は大きい」
・大げさに負けを自慢してしまう、いわゆる「かまってちゃん」

などが多く含まれ、実態をつかむのが難しいものとされています。つきましては、本調査結果は、あくまでも全体の傾向を把握する程度のものとお考えください。


◆調査概要

調査対象:21~59歳、男女、日本在住
調査期間:2019年5月15~16日
有効回答数:9,795サンプル
調査手法:インターネット調査


◆回答者プロファイル


・カジノ経験者は、2016年以降にカジノに行った人で、ゲーム実施の有無は問わず
・20代は、ラスベガスのカジノで遊ぶことができる21歳以上



◆調査結果

Q:2016年以降に、あなたが遊んだギャンブルをすべてお選びください。(複数選択)

2016年以降にギャンブルをした人は、全体の約半数で51.8%
もっとも多く遊ばれているギャンブルは「宝くじ」で35.3%、「パチンコ・パチスロ」の18.4%、以降「競馬」、「toto」、「カジノ」と続きます。2016年以降にカジノに行って遊んだ人は5.2%となっています。


<ギャンブル経験>(全員、n=9,795)

 


Q:2016年以降に、あなたは海外のカジノに行きましたか?(単一選択)

2016年以降でのカジノ経験者は全体の7.6%。「カジノに行って、ギャンブルをした」が5.2%の一方で、「カジノには行ったが、ギャンブルはしていない」が2.4%もいるところが興味深いです。IR(統合型リゾート:Integrated Resort)に代表されるよう、もはやカジノはギャンブルだけをするところではない実態が示されています。



<カジノ経験>(全員、n=9,795)

 


Q:あなたが2016年以降に遊ばれたカジノがある国・地域をすべてお選びください。(複数選択)

もっとも人気なのはラスベガスやアトランティックシティ、最近ではニューヨークなどもにぎわうアメリカの41.9%。続いて、世界一のカジノの街マカオで29.4%。また、近場のシンガポール23.4%韓国22.8%も人気のようです。余談ですが、ニューヨークのディーラーがいないカジノにはCAZYも行ってみたいです。

<カジノで遊んだ場所・上位12>(2016年以降にカジノでギャンブルをした人、n=513)




さて、ずいぶん前置きが長くなりましたが、やっと本題です。

Q:直近の1年間で、ギャンブルでの勝ち負けの総額を教えてください。(単一選択)

直近の1年でギャンブルした人は4,508人で全体の46%でした。そこから「勝ち負けの総額がわからない・答えたくない」と答えた726人を除いた3,782人が本質問のベースとなっています。

1年間のトータルで勝っているのは16.6%、とんとんは24.3%、負けているのは59.1%と、なかなかギャンブルで勝ち越すことは難しいようです。また、迷信的に伝わっている「ギャンブルで勝つ人は2割」は的外れな数字ではなさそうです。

データを細かく見ると、もっとも多いのは「1~5万円負けている」のちょい負けで37.5%、続いて「プラスマイナスゼロ」の24.3%、「1~5万円勝っている」のちょい勝ちで8.3%となっていました。

なんとなく「プラスマイナスゼロを」頂点にして富士山型に勝ち負けが対称に分布しているイメージですが、実際は「ちょい負け」を頂点にして大きく負け側に偏った分布となっています。となると、一般にギャンブルファンの中で囁かれている「とんとんは勝ち」もあながち間違ってはいないようです。

※こちらの勝敗グラフはギャンブル全体に対してのものです。カジノに限定した勝敗グラフは後日公開予定です。

<ギャンブル勝敗>(直近の1年でギャンブルをした人、n=3,782)


これから<日本カジノ誕生編><カジノ勝敗編><詳細分析編>などを公開していきますので、しばしお待ちください。


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