【カジノ1万人調査】勝敗編

ざっくり言うと

  • 直近のカジノでの勝敗は、「勝ち」27.4%、「とんとん」11.5%、「負け」61.1%
  • もっとも多いのは「10~19万円負けた」33.3%、続いて「1~9万円負けた」22.6%
  • 好きなゲームの1番人気はスロットマシン、2番人気はルーレット、3番人気はブラックジャック

「カジノで勝つ人の割合はどのぐらい?」

ギャンブラーにとって非常に興味深い情報であり、かつ、極めてシンプルな疑問にもかかわらず、どれだけ調べても実態が見えてこない謎を探るのが今回のテーマ。

そこで、「カジノ1万人調査」の中で、2016年以降にカジノでギャンブルをした人282名に、直近でカジノでギャンブルした時の勝敗を聞いてみました。

<注意事項>
本調査は、厳格・適正な手順のもと実施・分析しています。しかしながら、ギャンブルについての調査は、データの代表性など調査における一般的なバイアスに加えて、

・後ろめたさからホンネを隠してしまう、いわゆる「隠れトランプ」
・見栄を張ってしまう、いわゆる「逃がした魚は大きい」
・大げさに負けを自慢してしまう、いわゆる「かまってちゃん」

などが多く含まれ、実態をつかむのが難しいものとされています。つきましては、本調査結果は、あくまでも全体の傾向を把握する程度のものとお考えください。


◆調査結果

Q:もっとも最近カジノに行った時の、カジノでの勝ち負けの金額を教えてください。(単一選択)


<カジノ勝敗>(2016年以降にギャンブルをした人、n=270)
※回答者282人のうち、「勝ち負けの総額がわからない・答えたくない」と答えた12人を除いた270人が本質問のベース


まず、直近のカジノの勝敗を確認したところ、勝ったのは27.4%、とんとんは11.5%、負けたのは61.1%と、あまりにも勝っている人が多く驚きました。連戦連敗のCAZYにしてみれば、にわかには信じがたい結果です。

データを細かく見ると、もっとも多いのは「10~19万円負けた」の33.3%、続いて「1~9万円負けた」のちょい負けで22.6%、「1~9万円勝った」のちょい勝ちで11.9%となっていました。

ギャンブル全体の1年間のトータルで勝ちこしている人が16.6%であったことを考えると、カジノは他のギャンブルより勝ちやすいギャンブルと言えなくもないようです。一方で、ふたつのグラフを比較すると、カジノが大きく勝ちやすく、また大きく負けやすいギャンブルであることもわかります。


<参考>直近の1年間でのギャンブル全体の勝敗

(直近の1年でギャンブルをした人、n=3,782)

 

◆ゲームを選ぶポイントは、勝ちやすさよりわかりやすさ

今回の調査結果を鵜呑みにすると、4人に1人が勝っていることになるカジノですが、では、どのゲームがプレイされているのでしょうか?好きなゲーム、もっとも好きなゲームを聞いてみました。

Q:あなたが好きなカジノゲーム、もっとも好きなカジノゲームを教えてください。(複数選択⇒単一選択)

<好きなゲーム・もっとも好きなゲーム(n=282)


好きなゲームの1番人気はスロットマシン2番人気はルーレット3番人気はブラックジャックとなっていました。

スロットマシンのペイアウト率は、ラスベガス全体で94.03%(ストリップ地区:92.86%、ダウンタウン:93.65%)、アメリカンルーレットの期待値は94.74%(控除率:5.26%)でカジノでは比較的勝ちにくいギャンブルとされています。かたやブラックジャックの期待値は、プレイヤーのスキルレベルにもよりますが98.5~99.5%でもっとも勝ちやすいゲームのひとつです。

※ペイアウト率の詳細は、過去記事「カジノのスロットマシンの機械割を調べてみる」を参照ください。

この調査結果から、ゲームの勝ちやすさと人気にはあまり関係がないことがわかります。とことん勝ちにこだわるなら、ハウスエッジ(胴元の取り分)の低いブラックジャック、バカラ、クラップス(賭け方によります)が選ばれ、ハウスエッジの高いスロットマシン、ルーレットが選ばれることはありません。


◆今回の記事のさいごに

カジノで遊んだ4人に1人が勝っているという今回の調査結果は、調査を実施したCAZYが言うのも何ですが、にわかには信じがたいものでした。冒頭の注意書きで触れていますが、ギャンブルに関する調査は見栄やタテマエが多く、残念ながらアンケートでは、なかなか正確な実態はつかめません。本記事は、あくまでもアンケートの結果がこうだったという報告とお考えください。本アンケートの結果は、データを意図的に修正することなく、ありのままを公表しています。

さて、調査によってだいたいの傾向がわかったところで、アンケートで勝ち負けの割合をさぐるのはここまでとします。

次回は、カジノが公表している経営指標のひとつホールド率(お客さんが購入したチップをカジノが取り戻す比率)をもとに、勝ち負けを探りますのでご期待ください。

 

◆調査概要
<基本調査>
調査対象:21~59歳、男女、日本在住
調査期間:2019年5月15~16日
有効回答数:9,795サンプル
調査手法:インターネット調査

<追加調査>
調査対象:基本調査回答者のうち、2016年以降にカジノでギャンブルをした人
調査期間:2019年5月22~24日
有効回答数:282サンプル
調査手法:インターネット調査

◆回答者プロファイル
<基本調査>

・カジノ経験者は、2016年以降にカジノに行った人でギャンブルの実施有無は問わず
・20代は、ラスベガスのカジノで遊ぶことができる21歳以上

<追加調査>

・カジノ経験は、2016年以降にカジノに行ってギャンブルをした人
・同一旅行中の複数日・複数回のプレイは1回とカウント


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