ロト7のキャリーオーバー28億円超、オカルト買いの真偽を検証

ざっくり言うと

  • ロト7は、7回連続で1等が出ず、キャリーオーバーが28億5,546万円に
  • オカルト買いの有効性をルーレットの98.48%法(2/3ベット法)から検証
  • 成功確率は98.48%でも何でもなく、理論値の64.9%に収束

ロト7は、7回連続で1等が出ず、キャリーオーバーが28億5,546万2,700円まで積みあがっています。

第363回(抽せん日2020年4月10日)1等1口 350,725,000円
第364回(抽せん日2020年4月17日)1等該当なし
第365回(抽選日2020年4月24日)1等該当なし
第366回(抽せん日2020年5月1日)1等該当なし
第367回(抽せん日2020年5月8日)1等該当なし
第368回(抽せん日2020年5月15日)1等該当なし
第369回(抽せん日2020年5月22日)1等該当なし
第370回(抽せん日 2020年5月29日)1等該当なし
第371回(抽せん日 2020年6月5日)次回抽選

1口あたりの最高賞金は10億円ですが、同じ番号を2口買えば20億円の獲得も夢ではありません。それも非課税です。過去には、香川県の売り場で約8億円が2口同時に出たり、高知県では約9億円が3口同時に出たこともあります。

 

◆宝くじ必勝法の嘘

今日、ロト7の当たり目を過去データから読み解く的な趣旨の記事を目にしました。具体的には、

・「01~03」の3連番
意外なようだが、この3つが同時に出たのは2013年の6月だけ。

・「26~29」の4連番
2015年6月に出た数字。これ以外に6月は「26~28」と「27~29」の3連番も出たことがあるので、この4つの数字は注目かもしれない。

・「36・37」が2回続く
2017年の6月には「36・37」が同じ月に2回連続で出ている。前の回で「36・37」が抽せんされるようなら、次はまた同じ数字が続く可能性も?

・「04・05・09」で始まる
最小数字がこの3つで始まったのは2018年6月だけ。

 

◆過去の結果は、次回の抽せんには一切、影響を及ぼさない

過去の結果が次回に影響を及ぼさないことは、ギャンブラーの中では当然のこととして知られている話です。あまりのくだらなさから、これまでまともに考えたこともなかったのですが、オンラインカジノのルーレット必勝法として名高い?98.48%法(2/3ベット法)を簡単にエクセルで検証してみました。

 

◆98.48%法(2/3ベット法)とは

3倍返し(賭け金を含めて3倍配当)となるダズンベッドまたはコラムベットの賭けエリアを利用します。ダズンベットやコラムベットはチップ1枚で12個の数字をカバーする賭け方です。

<ダズンベット>



<コラムベット>

ダズンベットでは、「ファーストダズン:1st 12」(1~12)、「セカンドダズン:2nd 12」(13~24) 「サードダズン:3rd 12」(25~36)と書かれた3エリアがあり、それぞれがその横にある12個の数字に対応しています。

98.48%法(2/3ベット法)は、「4連続で同じエリアにボールは落ちないだろう」という考え方を基にしています。

ダズンベット(37個のうち12個をカバー)と「0」が当たる確率は、13÷37=35.14%
※ここで、なぜ「0」を含むのかは謎です。
それが2連続で起こる確率は、0.3514^2=12.34%
それが3連続で起こる確率は、0.3514^3=4.34%
それが4連続で起こる確率は、0.3514^4=1.52%

4連続で起こらない確率(100%-1.52%=98.48%)にちなんで、98.48%法(2/3ベット法)法と呼ばれています。

 

◆98.48%法(2/3ベット法)のやり方

①賭けずに観察する、もしくは、オンラインカジノであれば空回しする
②同じエリアに3回連続で落ちたら次のゲームから参加する
3回連続で出たエリアを外して、残りの2エリアに賭ける

<成功したら>
④A:①に戻る

<失敗したら>
④B:4回目も同じエリア、もしくは「0」ではずれた場合、再度残りの2エリアに賭ける
  (さすがに5連続で同じエリアにボールは落ちないだろう…)
④C:今回のチャレンジは負けたと諦めて、①に戻る

 

◆エクセルでの1万回シミュレーション結果

1万回のシミュレーションのうち、3連続で同じエリアにボールが落ちたのは、746回。
※簡単にシミュレーションするため、3連続中の「0」は考慮していません。
「1st 12」(1~12):249回
「2nd 12」(13~24):252回
「3rd 12」(25~36):245回

<98.48%法の失敗確率>
4連続で同じエリアにボールが落ちる、または「0」は、269回。
269/746=34.3%

<98.48%法の成功確率>
100%-34.3%=65.7%


ダズンベットを2ヵ所に賭ければ24個の数字をカバーするので、当たる確率は37分の24で64.9%です。言わずもがなですが、 過去の結果が次のゲームに影響を及ぼさない独立事象のルーレットでは、3連続で同じエリアに落ちた後の4回目であっても、この確率に収束します。

たかだか1万回のシミュレーションでも、98.48%法がフェイクであることがわかります。成功確率は98.48%でも何でもなく、理論値の64.9%に近い結果となりました。

 

◆さいごに

オカルトを信じるも信じないも賭ける人の自由ですが、オカルトへの過度な期待は破滅の元になるのでご注意を!

一方で、キャリーオーバー28億5,546万円は、単純に当せん金が大きくなっただけなので、買う側にとってはかなりお得な状態です。あまり宝くじを買うことはありませんが、次回は買ってみようと思います。